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図書館運営協議会

国分寺市図書館運営協議会平成20年度第11回定例会要点記録

 

日時:平成20年7月31日(木)午前10時から12時

場所:本多公民館 会議室2

傍聴:2人

 

会長:委員2名欠席。本日は答申の最終決定をする。2年間の任期最後の運営協議会になる。答申の本文および概要の修正点の説明。資料「国分寺市立図書館の現状と課題について」は、審議の過程で出された意見をまとめたもので、答申文として合意されていない。これからの図書館の運営を考える参考資料として今後の検討材料としたい。答申の内容についてはほぼ合意が得られていると思うが、確認や意見があれば出していただきたい。まず「答申の概要」についてご意見を。

委員:「図書館サービスへの提言」の「当面のサービス充実策」「D施設設備の改善」と、「中長期的な課題・展望」の「@サービスの向上と中央図書館の必要性」について、北口再開発ビルに入る図書館という当面の設備の問題と、中長期的な問題の中央図書館必要性との整合性が読んでいてわからない。

会長:中長期的な中央図書館5,000uは最大規模であり、大きな施設設備や機能がサービスの拡大には必要だと思う。北口再開発ビルには、本多図書館以上の施設規模のものができる可能性があるが、5,000uは望めない。2,000u程度だとすれば、そこにどのようなサービスやよりいい機能を入れるか、何が必要か、一歩も二歩も前進するにはどうしたらよいか、ということで2つの考え方が出てきた。北口開発が現実的な課題として見えてきたので、そこに私たちとしてこういうことを望みたいと、市民の要望を示しておくことが必要である。

委員:中央図書館にはならないが、各地域図書館ほど小さいものではなく、中間ぐらいの大きさになる、ということか。「中央図書館的機能」と書いてあるので、当面のサービスなのか疑問に思った。

委員:「中央図書館的機能」とは、答申の本文の「中央図書館の機能・施設の一部」のこと。

委員:中長期的課題の中の「A地域図書館の充実と西国分寺地域図書館の必要性」について、文章のほうに地域図書館の充実が触れられていない。資料の充実と資料費の確保などは地域図書館の充実にふさわしいと思うので、5つの図書館の充実策として触れておいたほうがいい。

会長:地域図書館のこともふれるようにする。答申の本文についていかがか。

副会長:「市の歴史・文化・風土に関する文献資料の完備」の3行目、「現存する貴重な資料は可能な限り速やかに整理保存するとともに」のところに「収集」という言葉を入れ、「収集・整理・保存」としたほうがいい。速やかに収集ということが大事なのではないか。

委員:トイレのバリアフリーのことは、すでに課題として取り組んでいる状況から不要となったのか。もとまち図書館は段差があり、恋ヶ窪図書館は狭くて入りにくい。

事務局:障害者用のトイレは車いすで入れるように確認しているが再確認します。

委員:「中央図書館の必要性」の3行目、「利用者の中に不足感が生じている」の“不足感”という言葉が引っかかる。

会長:“不足感”という言葉は、ある種の不満、「もうちょっと専門的なものを」「もうちょっと高い質のサービスを」という物足りなさを言っているのだが。

委員:“不満”というのとはちょっと違う。設備的にも内容的にもないわけではないので。

事務局:「中央図書館の必要性」で、「武蔵野市立図書館のように床面積が7,000uをこえる」とあるが、計算してみたら三多摩26市の中央図書館の平均は3,000uを超えているという数字があるが。「中央図書館の設備」の表で、「談話室」のイメージはどんな内容のものなのか。中高生などが交流する「交流室」みたいなイメージなのか。「談笑、読書のできるオープンスペース」は談笑と読書が両立するような場所という意味なのか。本を媒介とした交流ということを主にしているのか。「施設整備」の項で基本構想での図書館計画と社会教育委員会議で審議された図書館計画の内容とが直接結びついていない部分があるが、文章としてこれでよいだろうか。

会長:社会教育委員会議で「国分寺市図書館基本計画」が審議され、何かしら基本構想には影響を与えたので「〜に基づき」という形でいいか。

委員:「審議された」とそこで文章を切るのでもいい。

会長:では「提案され」を「審議され」に、「結びにかえて」に、「昭和47年に策定されたものであるが」とあるが、そこを「昭和49年」に「すでに35年が経過し」を「30年以上が経過し」に修正する。

事務局:現代公共図書館の役割と機能の項目のDでは「政策立案活動」や議員の調査活動の次に「地域や市民活動」となっているが、市民活動に関する情報の発信を文章の先にしなくてもよいか。

会長:図書館は、市民に対してのサービスは当たり前であり、もう一つ自治体に対してのサービスもあるので、あえて先に持ってきて、調査機関であることを強調したいという趣旨の議論だった。

委員:両方あるから誤解されるので、地域・市民を別のところに持っていのはどうか。

会長:くくりとしては、Cは生活や仕事、Dは住民自治的市民活動ということなので、地域作りとか地方自治の側面や住民自治にかかわること、ということが言いたい。

委員:地域・市民活動という大事な項目を別におこしてEとして次をFとするということではどうか。

委員:同じ内容について書いているので分けないほうがよい。

委員:住民自治ということをわかりやすく入れたほうがいい。

事務局:「同時に」「〜とともに」というようにするのはどうか。

会長:「中央図書館の設備」の表で「談笑」などについて意見があったが。

委員:会議室や集会室などは予約して使うが、ちょっとした打ち合わせや相談ができる部屋が図書館の中にあるといい。図書館の中だとおしゃべりはできないが、図書館の外や入口あたりに若者が交流できる場所が必要なのではないか。本を読んでもしゃべってもいい、オープンスペースというものがあるといい。

会長:オープンスペースというと、本多図書館でいえば喫茶コーナーの雰囲気か。福生市朝霞市では、入り口のロビーや自販機が置いてあるところなどの空間になるだろ。

委員:「談話室」は、小部屋として独立はしているが、気楽に使える部屋。

会長:「談笑」を「交流」に変えるのでよいか。

副会長:ちょっと声を出してもいい場所がほしい。仲間と本を選んだりするのに、周りの迷惑にならないようにちょっと声を出してもいい場所がほしい。

委員:堅苦しくはないが、閉じた部屋という意味。

委員:部屋だけど、そこに集まって相談するようなところ。

会長:では「会議室、集会室」の後に「談話室」を入れる。

副会長:おはなし会などの活動をする時、作業をする部屋がほしいと思っていた。図書館でそういう活動をしたい時、準備できたものを置いておける場所がグループ活動室としてあるといい。小平市には文庫の部屋がありそこで選書もできる。「グループ学習室」とは違う。

会長:「グループ学習室」は不特定多数のためのもので、一つのグループの恒常的なものではない。ボランティア活動室とかになるか。

副会長:活動という言葉が入ると、そこに物も置かせてもらえるのではないか。毎回片づけて持って帰るのは大変なので、その時だけその中に置いておける部屋。

委員:図書館の活動を支援するボランティア(書架整理とか、展示とか)が作業する部屋と広く考えてもらいたい。趣味的に使うのではなく公共的に使うという意味で、ボランティア活動室というのが必要だと思う。

委員:ボランティア室というのはいいのではないか。いろんなことに利用できる。

委員 作業することと物を置いておくということは違う。物を置くのは倉庫だ。

副会長:物を置くだけでなくそこで作業をするので倉庫ではない。

委員:結局長期間部屋を占領することになる。

副会長:子どものことだけでなく、図書館の展示や市民のアイデアが入ることで仲間が増え、ボランティア活動が盛んになることで図書館を助けていくことになる。

委員:並木図書館には戸棚があってパネルシアターなどを置いてある。そういうものの充実したものがあればいい。

会長:市民活動している人の控室になったりするものということでよいか。他になければ、今いただいた意見、表現上のことや記述的なことは、会長に一任していただきたい。答申・概要を、任期が8月17日までなので、それまでに教育委員会に提出する。次に報告事項に入る。

事務局:「子ども読書活動推進計画の策定状況について」説明。

会長:策定スケジュールは。

事務局:議会や教育委員会にも説明している。利用者懇談会でも説明し意見をいただいている。今後、パブリックコメントを実施する原案を作る。10月の教育委員会に議案として提案できるような流れで考えている。

委員:策定されるのが平成20年度の半分を過ぎてしまうが。

事務局:書いてある施策のなかで、リストの作成などはもうすでに行っているものもある。

副会長:策定委員会に参加した感想だが、現場の先生が参加していて、内容が現在の子どもたちのことを念頭において討議されたというのがよかった。図書館側からは読書好きの子、図書委員とかが中心だった感じだが、普通の子どものことを考えていて、参加した意味があった。

委員:策定委員会に出席して現場の先生の声が聞けてよかった。小学校の表には「団体貸出における図書の運搬方法の検討」と物流のことが出ているが、幼児のほうには「保育園幼稚園に援助する」とあるだけ。保育園の団体貸出を進めるためには、保育園幼稚園への物流が必要だと思うのだが。委員会で話されていたと思っていたが入っていない。すべての計画に対し物流が伴わなければ難しいと思う。

事務局:幼児の団体貸出については、図書館に近い保育園は先生が子どもと一緒に来て本を選び団体貸出を受けている。保育園や幼稚園は、基本的にすでに本を持っていて、図書館からの団体貸出より、行事などの時どんな本があるかという情報の方を要望されている。今まで運搬ということでのご希望がなかったので特には入れなかった。

委員:必要な本が遠いところにあることもあるので、物流のシステムがあればよい。つくしんぼなどでも、申し出があれば回っていただけるようなシステムがあればいいということが話し合いの中で出たように思う。

事務局:つくしんぼ等には、団体貸出用の本のセットを作る予定。物流のことも含めて表現を考えてみる。

委員:物流の面でも必要があれば支援できる体制を整えるというような文章にしてほしい。

事務局:「図書館利用者懇談会について」報告。

委員:まだ全館で終わっていないのに記録を出していただき、様子がわかり感謝している。

委員:運営協議会で利用者懇談会について話し合う時間がなかったという点が反省点である。もしこれからも利用者懇談会を続けるなら、運営協議会の議論にもう少し反映できるようにしてほしいと思う。

会長:今期の運営協議会は、「子ども読書活動推進計画」と「答申作成」が主であったので、反省として次期の運営協議会に送りたい。

委員:小学生の親から「学校に司書がいてくれることがうれしい」という発言があった。図書館がほしいということも言っているが、学校に司書がいて子どもに本を手渡してくれることが、子どもたちによい環境を与えていると実感してくれている。

副会長:今回参加者が増えているが、図書館として取り組みがあったか。

事務局:日程・時間・曜日については、それぞれの図書館に関係している子どもの読書に関わるグループに都合を伺いながら日程を組んだ。「子ども読書活動推進計画」のご意見を伺うのがテーマだったので。

副会長:午前なら参加できるという若いお母さんもいる。年間の中で1日は午前にする回があると、また違う人が出られるのではないかと思う。

事務局:「ご意見箱への意見」の報告。

会長:検索についての意見が多いようだが。

事務局:図書館電算システムをこの秋に更新することによってお応えできる部分もあり、ヘルプ画面の充実なども考えている。

会長:多様な意見も出て全体的に楽しい運営協議会だった。最後になるので次期への期待も含め、感想なり意見を一言ずつ出していただきたい。

委員:もう少し経験をお話ししなければいけない立場だったのに、果たせたかと不安で、申し訳なかった。厳しい財政状況の中で頑張っているのでこれからも期待している。

委員:大学図書館と公共図書館の違いや、中学校の読書が骨抜きされているという実態がわかった。インターネットで何でもできるようだが、図書館の資料が必要である。ぜひ北口駅前図書館を実現してほしい。

委員:私の無理な提案に対し熱心に取り組んでいただいて感謝している。最近では、障がい者問題は門前払いされることが少なくなり、いまは時代そのものが変わって来ているのかと思う。今後も皆さんに理解してもらえるスタイルで発言していきたい。コミュニケーションの点では、Eメールがあれば簡単に共有し合えるので、改善の余地があるという印象をもった。

副会長:市民として、子どもの読書のことしかわからないなか、この会でたいへん勉強させていただいた。国分寺市の図書館が充実しているという足跡を見せてもらった。運営協議会が、今後も力をあわせていければいいと思った。

会長:国分寺市が図書館協議会を持っていなかったこと驚いた。会長になり、最初なので、これからの図書館のあり方の方向を付けていくことになるだろうと緊張した。顔も知らないメンバーが揃い活発に議論ができてよかった。答申作成も、それぞれの委員の素地が備わっていて、実質的な議論をしながら進められてよかった。将来に根っこなり、種をまくことになると考え、これからの10年を見据えた答申になったと思う。皆さんの協力と熱心な議論で、こんなに楽しい協議会はなかった。

委員;図書館のヘビーユーザーであったが運営協議会に参加して図書館が理解できた。この2年の間、運営協議会とは関係なく、駅前分館が政策的なことでできてしまい残念な気もするが。答申は、我々としてはあるべき姿はこうだというものが作れたと思う。これからも利用させていただく。

委員:図書館のファンとして一市民として参加した。最初、テーマが広くて、2年間かけてやれというが、協議会の間口が広いと思ったが、小委員会に絞られて、上手に委員会を活用しながら出来たのではないか。二ヶ月に1回とか三ヶ月に1回だと、認識が深まってきたのに忘れてしまい、また一からやらなければならないという気がした。予算の関係があるかもしれないが、もう少し回数があったほうがよかった。楽しく参加した。これからも、図書館には週1.2回は通っていきたい。

委員:文庫をしていて、文庫と学校の行き来だけで、子育て中のお母さんとしか接していなかった。いろいろな職業・経験の人と会をもったのは初めてで、皆さんいい方でいろんなことを聞いていただきありがたかった。読み聞かせのことなどを考えると、やはり「学校支援センター」みたいなものが必要だと思った。図書館の中に専門的にそれをしてくれる人がいないと無理だと気付いた。重要な2年間だったと感じる。自分の言ったことを反映していくという経験にびっくりした。10万市民の図書館協議会の第1回に居合わせたのはよかった。

会長:それではこれで閉会する。

 

国分寺市図書館運営協議会平成20年度第10回定例会

日時:平成20年6月12日(木)午前10時から12時

            場所:本多公民館 会議室2

            傍聴:なし

会長:委員2名欠席。本日は答申(案)の検討を中心に行う。前回以降2回小委員会を行い、意見を踏まえ修正した。前回付けていた付表「個々の図書館サービスの現状及び課題」は次回に扱いも含め諮る。前回以降の主な修正点の説明。

委員:前回指摘のあった言葉については脚注を追加している。

会長:「公共図書館の役割とこれからの図書館像」についてご意見を。なければ、次の「国分寺市立図書館の現状と課題」についてはいかがか。

副会長:「地域づくりへの貢献」で、他市には保健所があり、乳幼児の3ヶ月健診や1年健診の際に、図書館が「ブックスタート」として絵本を提供したりしている。国分寺市には保健所がないので福祉課が受け手になると思うが、これも「公民館をはじめ学校、児童館、学童保育所や障がい者施設等と連携し」の中に含まれるのか。

会長:「地域づくりへの貢献」とは、連携というより地域課題のことである。子育てや教育の課題に図書館がきちんと向き合っていくということ。その際連携するのは、行政の部局もあるし市民団体もある。

委員:「資料費」は、非常に大事なところだと思う。資料費の金額の具体的な目標の設定はできないだろうか。少しでも多く資料費を確保してほしいと思うが、他の予算との兼ね合いもある。資料費はどういう位置づけなのか、どういう基準で決めていけばいいのかがはっきり書かれていない。

会長:雑誌については市立図書館としてどれぐらい必要かという数字を出している。資料費も出せなくはないと思うので、国分寺市の場合はどれぐらいが望ましいか検討する。次に「図書館サービスへの提言」の「当面のサービスの充実策」の「社会の変化に対応した新たなサービスの展開」についてご意見をいただきたい。

委員:ブックポストがいずみホールに2台設置された。市民から、国分寺駅南口に欲しい、いずみプラザに欲しいという意見をよく聞く。

委員:「行政支援」という言葉は、行政が市民を支援するという意味で使っているように思う。ここでは行政への図書館の支援だと思うので、それがわかるような言葉にしたほうがよい。

会長:「行政への支援」とか「行政への情報提供」とかの言葉にする。次に「資料の充実と資料費の確保」についてご意見を。資料費はいくらぐらいが望ましいか明言していないが、雑誌は購入タイトル数を600から700種とした。

委員:現状の市民一人当たり320円という国分寺市の資料費は、他市との比較ではどうか。

委員:多摩地域で高いところは600円から700円ぐらい。全国的には1,000円とかもある。

会長:500円ぐらいは必要ではないか。かつての資料費が半減している。

委員:市民一人当たり320円は多摩地域で18番目。図書費総額2,900万円は19番目。

委員:答申を見るときに、多摩地域で何番目とわかるほうがいいのではないか。

会長:工夫をする。次に「子どもの読書環境の充実」についてご意見を。

副会長:「読書活動の推進支援」のところは、担当職員がいることで市民活動がスムーズに行われるということがいえると思うが、「当面のサービス充実策」なので、あえて「図書館に専門部署を設置する」とはしなかった。

会長:児童サービス担当者は各館にいる。さらに、「子どもの読書環境の専門部署」をというのは難しいのではないかということ。

委員:次の「中長期的な課題・展望」の中央図書館の機能のなかに、市民活動の支援や他部局との連携を入れている。それに対し「当面のサービス充実策」では、現在の図書館の体制でできることをまとめた。小委員会で結論が出なかった点は、運営協議会全体で結論を出すということで保留にしてある。

委員:保留の一点目は「学校教育への支援」の項目で「学校での語り・読み聞かせ等の出前をする市民グループへの連絡調整及び支援」のことのようだが。

会長:公共図書館での読み聞かせボランティアにいろいろな市民団体が参加する場合、場所、時間、その他調整をすることは図書館の役割として当然ある。しかし、学校でのさまざまなボランティア活動に関して、公共図書館が調整をやり得るのか。それは学校教育の管轄の部署がやることではないかと考えた。

委員:これから語り手の養成講座などを図書館が開いてくださるようだが、学校が語りやおはなしの出前を頼みたいと思った時に、図書館が窓口になって語り手に連絡をしてくれればその人たちが行くことになる。図書館という窓口があることで学校が安心して依頼できる。公共図書館におはなしの出前連絡窓口があれば、学校は図書館に連絡をするだけでできる。図書館から、こういう要請が来ましたと公平に情報を流していただき、行ける者が引き受けて学校と連絡をとって行くということになる。学校の先生は転勤などで変わってしまうが、図書館に看板が出ていれば続けられる。市民との人間関係ができている先生だけが、語りの会に連絡をとることができるというのでは、子どもに対して不公平だと思う。語りの講座をしてグループができた時に、語る場を示すことができるように、図書館が窓口になって看板を出していただきたい。

委員:学校での語りだけをいうと学校側の管轄という話になる。まず学校と図書館が連携をとり、学校が図書館に依頼をできるような体制を考えていくことが望ましい。

委員:専門の職は要らないが、どこかの館に窓口として看板を掲げてほしい。そうすれば新しく転勤してきた先生方にもわかるし、図書館が紹介してくれるところなら安心だろうと思ってもらえる。

会長:図書館の基本的なサービスの1つとして、市内のいろいろな専門家や専門団体を紹介するというのはある。しかし、ボランティア団体を図書館が統括して、学校の読み聞かせなどの行事に、スケジュールを組んだり派遣することは図書館が負うべきことなのだろうか。

委員:具体的なことは先生との細かな話になるので、図書館では無理ではあるが、市民だけがやっているグループを授業に入れるわけにはいかないという考えをもたれることもある。そんな時、図書館が連絡をしてくれればうまくいくのではないかと思うし、より多くの子どもたちに行き渡るのではないか。また、図書館が応援してくれれば、おはなしをしようという人も増えると思う。

会長:窓口とは、要請があれば求めに応じて学校に紹介するということでいいか。

副会長:図書館の事業として進めていかないと、学校での語りが広がったり続いたりしないと思う。

委員:将来的にそうなれば理想だが、まずは第一歩として、図書館が窓口をつくってくれれば、公平に子どもたちに語りをすることができる。窓口があれば連絡をする筋道があるということで、今後連絡や調整をして整理していけばいい。

事務局:子どもたちに語りや読み聞かせの出前をしている市民グループの連絡調整や支援。また、学校の先生から、出前をしてくれる市民がいないだろうか、適当なグループや得意なメニューをお教えしてほしいと問合せがあった時、図書館がご紹介するようなことはあり得ると思う。

会長:ボランティアも含めて、図書館として派遣していくような体制をとるというのは、なかなか大変なことだと思うが。

委員:国分寺市の現状では、まず図書館が窓口になって、そこから市民グループに連絡が来るというルートをつくっていき、それが定着した時に、図書館の事業として進めていくような形が実現できたらすばらしいと思う。

会長:そういう形にするためには、国分寺市の職員組織のあり方、管理組織のあり方を変え、中央図書館的な位置づけのなかでの専門部署ということになるのではないか。

事務局:図書館が窓口になった場合でも、受け入れる学校側の意向もかなり大きい。

会長:この部分については検討する。「子どもの読書環境の充実」には、「メディアリテラシーの教育」を新たに加えている。なければ、次の「図書館利用困難な人へのサービス」についてはいかがか。

委員:「(2)インターネットを利用した情報収集」については、医療技術もどんどん進化するなか、最新情報を知りたいと願っている人に可能性が与えられたと思う。「(3)来館困難者への資料提供」については、前半は「ボランティアによる配送回収」とあり、図書館で予算を考えなくても実施可能だということだと思う。「高齢者施設入所者、病院入院者」の次に「視覚障がい者等の障がい者などの人たちへの貸出サービス」というように、障がい者も含めて文字を入れていただきたい。視覚障がい者、身体障がい者はなかなか交通機関を利用できない場合もある。後半は保留になっているが、「図書館へ来ることが容易となるような仕組み」について、前回タクシー券のことを話した。タクシー券は福祉予算なので、図書館の制度として導入が難しいだろうと思うが、中長期的な課題として、障がい者に限定した図書館へのアクセス支援の制度的な仕組みを検討していただきたい。

会長:「(3)来館困難者への資料提供」の前半は、自宅療養や病院に入院していて外に出られない人たちの問題としてとらえている。視覚障がいや聴覚障がいでも外出できる方はたくさんいる。ここでは、施設等に入っていてなかなか外出のできない人たちに対し、直接届けていくというサービスもあり得るだろうということである。後半の利用困難な人とは、視覚障がいや聴覚障がいの方も、狭い意味での障がい者には入らない人たちも含め、いろいろな方々がいるということである。

委員:後半の「図書館へ来ることが容易となるような仕組み」については、ボランティアを利用することはできないのか。

会長:図書館への送迎、つまり来ていただくための人的配置のことであれば、もちろんボランティアの可能性もないわけではない。制度的にわからないが、例えば、障がい者の方が買い物とか病院へ行くとかの日常生活も含めた外出活動について、障がい者のためのいろいろな補助制度や介助というものはないのか。その中に図書館へ来ることも入るのか。

委員:障がい者の場合はタクシー券が出る。タクシー券を使い病院に行ったり図書館に行ったりと、一定の予算の範囲で必要とする利用の仕方をしている。

会長:そういうものがあれば、図書館を利用するために特別に予算措置を講じるというのはなかなか難しいのではないかと思うが。

委員:「ボランティアによる配送回収」について、障がい者もそのサービスを享受できるというふうにしてもらいたい。

会長:このサービスは、狭い意味での障がい者も含めた来館困難な人や利用困難な人たちへのこと。その中で、どちらかというと障がいをもつ人たちの来館をどうするかというのが後半部分であるので、当然障がい者も含まれている。

会長:では、「中長期的な課題・展望」についてご意見を。「中央図書館の主要機能」について新たに加えたところはよろしいか。次に「運営体制等」についてご意見を。「専門職員の配置確保と専門性の向上」に障がい者の雇用の課題を加えたがどうか。

委員:「他の図書館や専門機関、類縁機関、行政部局との連携・協力」については、連携し支援するということだと思う。例えば障害者センターに図書コーナーを設けるとしら、予算措置は図書館ではない、と理解したがそれでよいか。

会長:基本的にはそうなる。組織が別なので、図書館とは別である。

委員:「専門職員の配置確保と専門性の向上」のところで、後半に「なお、障がい者の雇用促進の観点を踏まえながら」「障がいをもつ職員の図書館への配置」と書いてあるので、タイトルに「障がい者」という文字も入れていただきたい。内容が入っているので、タイトルにも入れて「障がい者雇用を含めた専門職員の配置と専門性の向上」としては。

会長:専門職員の配置と専門性の向上と、障がい者の雇用が、直接結びつくということには必ずしもならない。障がい者の雇用についてのご意見をどこに入れるか検討した結果、ここに「なお」という字句を入れてまとめたと理解していただきたい。図書館の専門性を向上させる視点で考えると、障がい者で司書の資格を持っていて一定の力を持っているという前提でということになる。これは障がい者雇用という観点とは違う観点になる。どういう意図で障がい者は図書館で働ければいいということなのか。

委員:障がい者の目線で図書館の仕事をしているいい事例があるので。例えばここに挙げたタイトルが専門職員と、要するに図書館の司書の資格を持った職員という意味に限定するならば、障がい者の雇用促進を独立させて1項目入れるべきだと思う。

会長:確かに障がい者の雇用を促進するための国の政策があり、社会的にも意味があることだとは思うが、具体的に図書館という専門機関の場合、ただ障がい者を入れればいいのかという話も一方ではある。障がい者だから障がい者の目線で図書館サービスをとらえるかどうかは、必ずしもそうとはならない。例えば視覚障がい者だったら、聴覚障がいはなかなかわかりづらいとか。障がい者の雇用、図書館で働くということをどう位置づけたらいいのか。

委員:確かにいろんな議論があると思うが、長期的な検討課題の中で考えていただきたい。

会長:「障がい者の雇用促進の観点を踏まえながら」という言葉で表現しているのは、多くの観点を踏まえながら、どう受け入れるかということも含め課題が出てくるということ。施設設備の問題や、働き方の問題など。

委員:タイトルの問題だと思うが。障がい者の雇用の促進を取り込む方向で取り組むのか、そうでないのか。

会長:1つの項目として独立させることは、「運営体制等」のなかで実現すべき「専門性の向上」や「他との連携協力」や「指定管者理制度」についてと同列の課題として挙げるということになる。この答申全体の性格から考えると疑問に思う。しかし、大変重要なことなので、この協議会としては文章には書くべきだと思うが。

委員:いずみホールで行われた多摩地区の図書館大会で横浜から来られた視覚障がい者の職員の講演にしても、日野市の職員のパネラーの発言にしても、非常に示唆されることが多くあった。障がい者サービスは障がい者の目線が一番重要だと感じる。障がい者の場合は、司書の資格を取るのは非常に難しいので、雇用促進の枠の中から入り図書館に配置されるという場合もあるだろうが、障がい者が入ることによって全然違ってくると思う。なぜ障がい者という文字がタイトルに入らないのか。「観点を踏まえながら」とあるので、それを含めて検討するということは間違いないこと。できたら入れてもらいたい。

会長:検討させていただきたい。

事務局:駅前分館については国分寺駅北口再開発ビル内に整備される予定であるが、この図書館について検討していただきたい。機能を広げて見直して行く機会として活用し、図書館サービスを広げていきたい。中央図書館の機能の一部を当面担うものとして充実させる必要があるのではないかと思っている。

会長:北口駅前ビルの図書館については、小委員会で検討し、課題の一部分の実現などを検討する。答申(案)の検討についてはここまでとする。次に報告事項に入る。

事務局:「国分寺市子ども読書活動推進計画」策定状況について報告。

会長:策定委員会にこの協議会から3人の委員が出ているが。

副会長:策定委員会には、現場の先生が委員としてきている。現場で子どもたちを見ている人たちと子どもの視点が含まれた意見交換ができている。

事務局:「図書館へのご意見」について報告。各館報告。西国分寺駅前のブックポスト設置報告。

委員:いずみホールにブックポストが設置されたが、見えないところにあり目立たない。看板をたてるとか考えてほしい。西国分寺駅からの途中にも案内板が必要だと思う。

事務局:ブックポストの側面に掲示をするなど工夫する。

委員:図書館が自己評価を発表することになったのか。

会長:図書館法の改正によりすることになった。これから大きな課題になっていくだろう。協議会が関わりながらすることになるかもしれない。

会長:次回は7月31日(木)午前10時から。本日は終了する。

国分寺市図書館運営協議会平成20年度第9回定例会要点記録

日時:平成20年4月17日(木)午前10時から12

場所:本多公民館 会議室2

傍聴:なし

会長:本日は答申(案)を議論する。前回の議論に基づき2回の小委員会で素案を作成した。資料の説明。「公共図書館の役割とこれからの図書館像」についてご意見を。

委員:「市民」と「行政」というような二極化しない表現の方がいい。

委員:「買い物籠をさげて図書館へ」という表現や「教育病理問題」の意味がわからない。昔は学生が勉強で図書館を占領していたが、今は市民がゆったりと使えるような図書館に変えていくべきという意味かと思うが。

委員:図書館の役割と機能の項目の中で「ゆったりと読書の時間や鑑賞の時間を」という部分について違和感がある。

副会長:同じ項目の中で「ひろば」とは居場所ということだが、まちづくりということでもある。

委員:「居場所」だけでなく「学習」という言葉があると意味がわかるのではないか。

副会長:情報を受け発信するということである。今までの図書館は、交流を促して市民活動に貢献してきたが、情報を媒体にして、図書館が街の中に出て行くということが必要だと思う。

会長:この項目は目的もなくふらーっと行くという機能も図書館にはあるということを述べている。勉強・学習・自己向上でなくても、滞在機能という図書館の機能もあるという意味合いである。地域の図書館は30年ほど前までは学生の図書館で、その後は誰もが入れる貸出型で、ゆったり座れるスペースは作らず、たくさんの開架スペースを作ってきた。「買い物籠をさげて図書館へ」という言葉は調布市の図書館がいったが、学生ではなく普通の主婦が普通の生活の中で買い物の途中で本を借りるという図書館にしようというもの。今はもっと役割として多様な機能がある。

委員:昔の調査・研究や学習といった限られた人たちの図書館のイメージではなく、現在の幅広い市民の生活に対応できるような図書館にしていこうという意味なのか。

会長:活動のための情報提供と、そうではない本や新聞・雑誌だけを見に来る人たちがいる。それを否定するわけではない。「ゆったりと読書の時間や鑑賞の時間を」というところは、そういう空間を楽しむということ。

委員:「こうした努力の結果、学生中心の図書館から普通の市民の暮らしの中で市民の図書館になった」という方がいい。

会長:市民が普通の暮らしの中でという抽象的な表現ではなく、買い物籠や乳母車を引いてというきわめて具体的な言葉で70年代には言われたということで、この言葉は画期的なことである。そういう図書館のイメージを作るということ。

委員:前文は過去のことを言っていて、それが達成されたあとにこれからどうしようというのがこの提案である。前文に書いてあることは国分寺市の図書館ではもう達成された、その上でこれからもっとよくするにはどうしたらいいかということが書かれている。図書館には、いろいろな機能だけでなく、何ものにも拘束されない自分の好きに使える図書館というのももう一つ用意してくださいということである。違和感があるというのはそういうところがあるのかもしれない。

会長:現実の図書館の使われ方からみて、こういう使われ方を普通にしているのでないか。図書館の快適さというものをどういうふうにするか。公民館と違って誰もがふらっと行ける公共施設というのはそう多くはない。それがさっき言った「居場所」であり、ここ10年くらいは高齢の人が非常に多く来るようになった。それは公共図書館が現実に持っている機能である。ゆったり過ごせる空間である。

委員:公共図書館の、「居場所」の重要さをすごく思うようになった。1人でふらっと行けて無料で借りられる。本を媒体として人との会話ができるのは人生に役に立つ。「ひろば」というのは必要だと思う。

委員:全体が堅い文でも、市民との接点があるという気がする。「買い物籠」というところも暖かみがあり違和感はない。

会長:先ほど出た「教育病理」という言葉は、学校でのいじめとか、インターネット依存、異質な人間関係のねじれとか、不登校など、図書館が関われるかどうかわからないが、地域の問題の一つとして考えていく必要があるということとしてあげた。市民と行政との関係をどうするかというところでは、市民参加のところで議論したい。次に「国分寺市立図書館の現状と課題」のところで課題を中心にいかがか。

委員:中央図書館の必要性、これは確かにそうだが、今までの地域図書館は5館でどこも同じようなレベルでやってきている。その地域図書館と中央図書館のかねあいだが、地域図書館を減らして中央図書館をということか、地域図書館をさらに充実させて、新しい役割をする中央図書館を1つ新しく付け加えるということか。

委員:図書館整備ということで、障害者サービスについては過去に整備をしてきたということか。「国分寺市立図書館の課題」の中に障害者の項目がないので、表現を検討しほしい。例えば、障害者向けの情報支援、利便性に工夫があればいいと思う。

会長:項目として、資料提供だけでなく情報サービス部門というところは挙げておく必要があるのではないか。レファレンスサービスが必要。

委員:書庫の問題が資料費のところにあるが、中央図書館のところに入れた方がいい。

委員:書庫の必要性はちゃんと書いた方がいい。資料費は資料費であげておきたい。

委員:中央図書館の必要性のところと施設の狭隘と書庫のところは合わせた方がいい。資料費の問題と情報提供の問題は項目があがっているがこれも合わせてはどうか。

委員:市の関連施設とか市の歴史とか文化とかあるが、文献資料は中央図書館のところに入るのでは。

委員:中央図書館ができるといろいろな意味で解決することはあるかと思う。地域館と中央館の関係は課題としてあげたが、地域館をどうするのかということはあえて書かなかった。

委員:課題として地区館が狭いという話になればいいが。

委員:地区館を広げればいいのか、中央館はいらないのか、どちらなのか。

会長:国分寺市の場合は中央図書館的機能が必要。中央図書館は全体のシステム管理から資料保存といろいろな意味で独自の役割がある。地区館を大きくすれば、中央館になるということではない。

委員:資料費というのは図書費とイコールか。

会長:資料費というのは、視聴覚資料とか雑誌とか図書の他も全部含んで資料費という。

委員:図書費の方が市民にはぴんと来る。

会長:図書館資料というのは多様で、本のことも資料という。

委員:「市民の求める資料を」という幅広い言葉を使って表現している。

委員:閉架書庫の必要性というのは課題として大きくできないか。

会長:中央図書館には、基本的に保存スペースが必要である。

委員:閉架90万冊とすごく大きく書いてあるが、これが文章の中にはいるのか。

会長:90万冊はあっという間。10年たったら埋まる。

委員:情報提供というのはどういうふうに入れるのか。

会長:行政に対するいろいろな支援とか、学校図書館に対しても資料だけではなくレファレンスなどの支援など、ここも充実しなければならない。次に「図書館サービスへの提言」についていかがか。まず当面のサービスの項目を5つくらいあげた。当面、緊急に実現しなければいけないとことを念頭におきながら検討していただきたい。

委員:「利用者の利便性の向上」というのはもっと後ろでいい。それよりも子ども読書活動の充実とか、インターネットの問題とか、学校図書館の問題とかを最重要課題に持ってきた方がいい。成人向けの講演会は、そのまま利便性とは違うとして没にするのはもったいない。もっとこれは本質的な問題であると思うので、高齢者のサービスに入れ、図書館の取り組むべきサービスとしてあげておいてはどうかと思う。子どものことで、児童文学の評論家などを呼んで講演会をよく行っているが、中高年とか大人に対するサービスを公民館に任せるのではなく、図書館がもっと積極的にした方がいいのではないか。

会長:閉架書庫の整備も、利便性とはちょっと違う。

委員:「利便性の向上」の項目を全部「新たなサービスの展開」のところに持っていってはどうか。開館時間の問題もブックポストも結局社会の変化への対応になる。閉架図書の整備というのは資料の扱いの中に入れられるのかもしれない。講演会は、高齢者だけではない。

会長:行政の方からは、開館時間ということしか言わないが、時代の変化に対応したサービスのあり方をじっくり考えてほしい。図書館利用の困難な人へのサービスについては、「障害」の「がい」はひらがなの「がい」と書くようになっている。聴覚障がい、内部障がいといろんな人がいる。視覚障がいだけでなく、そういう人たちも含めた表現に直していく必要がある。

委員:障がい者へのサービスとして4点ある。図書館の従来の業務範囲からははずれるかとも思うが、長期的な視点の中に入れていただきたい。まず、国分寺市障害者センター内に「障がい者向けの小さな図書室」の設置を長期的な視点で考えてほしい。小さな図書室、図書コーナー、あるいは分館機能並みになるか、いろいろな考え方があると思うので連携を考えてほしい。要望の声があるのは事実であり、現在も障害者センターの1階のロビーにコーナーがあり古い資料があるが、団体貸出とかから始まり、図書館業務の中でやるのか、提携業務なのか、例外的な貸出なのか考えてほしい。次に障がい者雇用の問題では、国分寺市では各部署でどのくらいのスタッフが必要か、何をするのにどういうスタッフが必要か、図書館で検討していただけるのであればと考えている。三つ目の「読み聞かせ送迎サービス」は視覚障がい者の方から提案してほしいと言われた。福祉行政の中でやるのか、図書館業務のなかでそういう人へのアプローチとして図書館の予算の中に将来組み込んでいくのか。短期的に考え、月に1人とか年間2〜3回とか検討していただきたい。四点目の図書館ホームページでの「障がい者向け総合情報リンクページ」は、市のホームページの福祉部のところでリンクするということも想定する。図書館の長期的将来像として、市民の必要としている情報提供にあたる。行政に対する情報支援は、図書館機能の充実にあたる。市で便宜を図ってくれたら活用してくれるのではと思い提案している。

会長:事業の正確さを検討しないといけない。図書館が責任を持ってやる領域なのか、むしろNPOがやった方がいいのか、専門団体がやった方がいいということもあり得る。協力関係を図書館が作るということなのだが、リンクをはるということでいえば、図書館がホームページも管理して入れるということになると大変なことであり、その専門性は図書館にはない。管理をだれがやるのがふさわしいのか検討しないと、すべて図書館のなかで責任を負うということは非常に難しいと思う。

委員:今は難しくても、5年以上なら検討に値するのか、あるいは5年以上でも考えられないのか。もし長期的な視点で検討課題に値するなら入れてほしい。

会長:障害者センターの資料室が、図書館の分館となるのか、それともセンターとしての事業の関連の図書室的なものになるのかで、性格が変わってくる。

委員:当面実現可能と思われるもので、デイジーは著作権の問題でコピーは難しいのか。いろいろな図書館に、コピーしたものを充実させて在庫を持つということはどうか。制作すると大変だが、コピー版がコストレスで集まればいい。

事務局:図書館では「声の図書」といってカセットテープを使っているが、デイジー中心に切り替え、購入していく。また、カセットテープと同様、図書館で朗読者に頼んで吹き込む。著作権があるのでコピー版をいくつも配布することはできない。

委員:いろいろな団体が希望を出す時、障がい者だけの窓口というものがあり、障がい者関係の書籍のコーナーに行けば、障がい者関係の本がまとまって置いてあるというふうにできないか。

事務局:図書館は分野別に分類して本を並べており、福祉関係の本はその分類にその関連の本が集まるようになっている。

委員:そこに集まらない本もあるかもしれない。まとめて陳列してほしい。

委員:データベースということでは、例えば雇用の問題で、個人的に厚生労働省のホームページを見て雇用のパーセンテージなどいろいろなものを集めようとすると大変である。データベースとしてCD−ROMにおとしてもらい、障がい者に関するデジタルなデータベースを充実してほしいと思う。

会長:どういう障がい者サービスが必要なのか文章にまとめて次回までに出してほしい。学校支援とインターネットの情報について提案が出ている。

委員:資料の説明。どこかでメディアリテラシー教育をしていかないといけない。

委員:学校教育の中でやっと取り組まれ始めている。公共図書館は情報支援ということでは必要だが、ここまで踏み込む必要があるかなと思う。

委員:リテラシー全部になると図書館の仕事ではない。検索方法を示すとか、こういう所にはいってはいけないということは出来るが。それを図書館がやるというのは、図書館が主催して何かやるという可能性はあってもいい。

会長:図書館のインターネットの利用上のモラルの問題などいろいろ出てくる。かつて図書館でもやったところもある。

委員:インターネットの情報提供のところでまとめていきたいと思う。

会長:「中長期的な課題・展望」についてはどうか。中央図書館の規模、機能、地域図書館の充実、ハード、予算、財源がいるものについてはどうか。

委員:90万冊の書庫のことだが、自動書庫も視野に入れるのか。

会長:この量であれば自動書庫になるだろう。府中市と違い、国分寺市は地域館そのものが結構大きくて、その資料も保存していかなければならない。小委員会でどれくらいの規模なのか話をした。集会室とか、この間の議論のことを考えるとこのくらいなのかと思う。

委員:ここにないと、いらないと言われてしまうので、必要なものは全部出してほしい。

会長:具体的なものは、次の図書館計画のなかで考えていくことでいいので、ここでは基本的なポイントだけを押さえておきたい。

副会長:学校図書館支援のところで、前回専門の担当部署の設置を大きく出したが、学校図書館を支援するというだけではスムーズに動かすのは大変。図書館の事業として学校の支援、特に子どもの読書については事業を行う。以前、それぞれの市民グループを把握して学校に支援しやすいようにしてほしいという意見があったが。

事務局:学校図書館への支援や相談はできるが、直接的に学校司書の育成や蔵書作りというのは、公共図書館がやることなのだろうか。学校図書館は自立した組織であり、学校教育のなかの機能ということもあるので、そこまで公共図書館が立ち入る部分なのか疑問に思う。

副会長:学校のなかに学校図書館は設置するが、誰がどうやって司書が仕事をしやすいようにしていくのかが欠落している。図書館に言うしかない。

事務局:公共図書館が持っている能力のなかで支援はできるが、公共図書館が学校図書館を運営するわけではないので、範囲というものがあるのではないかと思う。学校図書館が公共図書館の分館となるわけではなく、学校図書館には自立した活動というものがある。蔵書もどういう本があるのか資料提供はできるが、それを決めていくのは公共図書館ではなく学校である。それを公共図書館がやってしまえば学校図書館の意味が無くなってしまう。

副会長:意図は、求められれば助言していくということである。求められれば助言する、支援するとあれば、学校の司書の方が相談できる。

会長:このような担当を図書館の中にも設けていくということではどうか。

副会長:図書館として支援をしていくということを位置づけてもらいたい。国立市では図書館が事業の一環として、学校への出前とかグループの調整とかを行っている。

委員:学校教育への支援というと幅が広くなる。組織全体を支援するという感じになるので、これは司書への支援、学校図書室への支援とかにすると、図書室に行政が手をさしのべてくれるのかなということがわかる。

会長:最近は少し範囲が広く、図書室より学校教育。先生に対して本を届ける。ブックトークを行うなどちょっと広くなっている。

委員:司書の人のレベルを上げるのが大きなねらい。学校全体より学校図書室へ、行政としての公共図書館が手をさしのべることをいいたいのだと思う。

委員:学校全体に関わることはいいが、絞った方がいい。

委員:ここの書き方を工夫して、学校教育全体と学校図書室支援を分けた方がいい。

会長:「運営体制等」についてはどうか。「行政」と「市民」は分けた方がいい。けじめはきちんと持たなければいけない。時には対立することもあるが、ともにつくっていくということで考えたい。

委員:図書館は利益活動がないから、指定管理者制度を入れないというのはどうか。民間の運営のノウハウは取り込んでいくという視点を入れたらいい。経営一点張りではなく、今までのやり方に風穴を開けるようなことができないかという感じがした。

委員:知る権利、読書の自由は、民間団体にゆだねるべきではないというのが大事なこと。専門的な人がいて人間関係があってこその図書館だと思う。

委員:仮に指定管理者制度を入れるとしたらどんな組織が考えられるか。

委員:いろいろな会社で行っている。都内であれば、書店業者や本の流通会社、人材派遣会社やタイアップした会社に受注しているところがある。

会長:指定管理者制度は図書館の業務のほとんどだから、職員はいなくなる。

副会長:市民の声をどう取り入れるのか。組織が遮断される。コストの面だけで考えれば、契約外のことは当然しないと思うし、希望が断ち切られると思う。

会長:民間のノウハウを取り入れ、活かせるものは活かしたらいい。図書館業務のあり方についてきちんと検証し考えていったらいい。効率だけで民間がいいといってはいけない。

委員:今まで公立よりいい運営をしている民間はない。部分的に民間がやった方がいいところはある。インターネットなどもそうだが。

会長:今日の議論を踏まえて小委員会で練り直し、第2次素案を次回までに作成する。意見があったら文書で事務局の方へ寄せていただきたい。

委員:付録の1で、表を付けてあるが意見を伺いたい。こういう意見があったということをここに明記しておくという方法もある。

委員:ここだけ読めばわかるということであればあっていい。

会長:こういう意見が出ましたではなく、総括を書くところである。「子ども読書活動推進計画」は策定委員会で審議されるが、運営協議会より委員を3名だしてほしいと依頼がきている。市民公募の方のなかから、松田さん、佐々木さん、須藤さんの3名を提案したい。よろしくお願いします。

事務局:「図書館利用者懇談会」の報告。「ご意見箱への意見」の報告。

委員:ご意見箱の意見については、いちいち回答しているのか。

事務局:回答し、各館に掲示板を設け掲示している。

事務局:平成20年度予算が3月の定例議会で承認された。図書費については19年度と同額だが、子ども読書関係の図書費は135万円増なので、総体としては増えている。西国分寺駅南口にブックポストをつける予算が認められた。予算特別委員会の中で出た質問は2点で、学校への図書の搬送、ICタグについての質問があった。搬送については検討課題、ICタグについては予算化されていない点を答弁した。

委員:学校の司書が全日配置されるのはどこの学校か。

事務局:3小・4小・5小である。4月23日(水)子ども読書の日にちなみ、赤木かん子さんを呼んで本多公民館講座室で10時から講演会を行う。

会長:次回は、6月に1回、最後に7月末か8月に1回できるとありがたい。それまでに小委員会をし、まとめた素案を郵送する。次回は6月12日に10時から行う。





国分寺市図書館運営協議会平成19年度第8回定例会要点記録

日時:平成20年2月21日(木)午前10時から12時

場所:並木公民館 講座室

傍聴:1人

欠席:1名


1.子ども読書活動推進計画について

事務局:資料の説明。

委員:小5の子どもが調べ学習で、図書館でではなくインターネットで調べるという。興味本位のページなどもあり、親が横について選択しながら調べることになるが、親がついてやれない時もある。今日宿題を出して明日提出となると、図書館に行く時間がなく、どうしてもインターネットになってしまう。調べ学習=インターネットではなく、資料を手に取り、本をめくる楽しさを伝えたい。必要なことは、図書館を使っての調べ学習の徹底、これをはっきりと計画の中に入れた方がいい。公の教育の中で読書の時間をきちんと取っていかないといけない。また、ヤングアダルト世代の子が、読書が好きになったきっかけは、ライトノベルから読書に入ったが、その中の参考文献に当たったことで読書が広がっていったという例がある。その本の横に、その作家の読んだ本や参考文献が一緒に並んでいると良い。もし図書館が、中学生などの利用を伸ばそうとするのであれば、そういう試みを是非してほしい。

事務局:調べ学習については、小学校図書室のところで明記している。「調べ学習のしかたを子どもたちへ」のところに、学校図書室か学校が基本を行うと加えればいいか。

委員:今はむしろインターネットの使い方を教えなさいと指導している。図書館の本を使って調べなさいということが少なくなっている。

委員:インターネットを使って、本を使わなくなるというのはおかしいのではないか。

委員:今はインターネットの力を上げること、活用し、使いこなせるようにすることがメインの動き。予算を付けてコンピュータやLANを入れている。行き過ぎているからストップをかけてくださいと言わなければならない時期かもしれない。しかし使い方を教えきれていない。出てきた情報を、どれが正しくてどれが目的とするものなのか判断基準が一切ない。

会長:図書館の使い方、インターネットの使い方を子どもたちにというのは、人の問題である。学校図書館への人の配置について、一般的な配置充実を言うよりも、モデル校を作るとか全校配置を目指すと書けるなら具体的に書き込んだ方がいい。学校図書館に人を配置させることにより、図書館の利用者教育も進んでくるし、図書館との協力も、子どもたちが図書館を使ったり情報を活用することも進んでいくのではないか。学校図書館の地域開放の問題は、それでいいのかという疑問が懇談会の中で何回か出された。検討するのはいいが、それが子どもの読書環境の充実の方向に行くのか、ものによっては逆が危惧される。慎重であっていいのではと思う。

事務局:入れ込む内容は、「インターネットの使い方を教える」ということでいいか。

委員:それでよい。例えば学校図書室に司書が全校に配置されるとして、司書と学校でインターネットを教えている先生とが連携をするなど。調べ方を教えてもらえないまま使っているという状況を何とかしたい。

事務局:調べ学習に対する対応ということで、図書館資料の使い方を子どもたちに知ってもらうということもある。その一つとして、インターネットの使い方についても伝えていくということでよいか。

委員:三鷹市の中学校を見学したが、インターネット検索はできるが、それ以上のことはできないようにしていると言っていた。

委員:調べ方のマナーを教育の現場で教えていない。

委員:資料を探すためにインターネットを使う、にとどめるのでないと難しいだろう。

会長:大事なことではあるが、家庭の中での情報教育のあり方であり、デリケートな問題になってくる。この読書計画の範囲の中で言えることに留めたい。

委員:図書館や学校で、使い方の教育をきちんとしてくれればよいが、今はそれがない。

委員:「子どもに関わる大人の研修」というのが入っているが、その中にインターネットの利用についても入っていることが必要。

会長:読書計画の中でどう扱うか、事務局の方で工夫検討をしてもらうことにする。

委員:地域開放より前に、放課後に図書館が使える事の方が先ではないか。宿題が出たら、放課後に図書館に行って調べることができることの方が重要ではないかと思う。

委員:図書指導担当の配置をはかることなど、全体に「20年度より」「21年度より」となっているが、どういうことが具体的にされるのか見えない。教育長や市長が司書を配置しますと公の場で言っているので、年次計画で3校ずつ配置するとか、何年までに配置し終えるということは書けないのか。今度モデル校3校ときいているが、計画が具体的な目安になるようにしていかないと、実現するというところまで行かないと思う。

事務局:今の予定では3校をモデル校として考えている。モデル校で実施してみて、効果成果をもって次に対応していきたいという考え方である。その後に続くことが含まれている。今のところ21年度で全部いっぺんにやれるのか、22年度にかかってしまうのか予算措置を含めはっきりしていない。

委員:すぐでなくても何年度までにというのはこの計画では出せないのか。

会長:5カ年の計画なのでこの中で実現するという大きな縛りはある。

委員:図書館協議会の文書ではなく行政文書なので、予算の規定をしてしまうことはあまり出せないのではないか。

会長:一定方向として、モデル校を作るのだということが方針化されていれば、そういうことを書いてもかまわないのではないか。

会長:読書計画については以上で終わりたい。今後の予定としてパブリックコメントとなどがあるだろうが、もしわかれば。

事務局:今考えている範囲では、協議会でも検討していただき図書館としての素案を作ってきた。この素案を、教育委員会全体の中で検討していく組織を作り検討する。案を教育委員会に諮り認めてもらい、パブリックコメントにかけて正式なものにしていきたい。内容が実践的な内容になっているので、今現在実施している内容もかなり含まれている。20年度から行っていけることもあるので、同時的に考え進めていきたいと思っている。

委員:「学校図書室と市立図書館の連絡会」とは、図書館が連携を取る役割をもって情報交換会を行うということだが、交流の場を設けるだけで良いのか。講習会や講演会をするとか、貸出の支援、情報交換をし、さらに図書館ができることをしてもらいたい。今後5年間では情報交換会を開催するまでか。その先はどうなるのか。

委員:「支援」という言葉が入れば図書館が支援していく体制が見えてくる。

委員:交流の場を設け図書館として市民活動の支援をしてほしい。発展的にするために、例えばお話し会を広めて各学校に定着させるように、図書館がコーディネーター役をしてほしいという願望がある。

委員:これから起こりうる市民の活動について、一緒に考えて応援するという言葉があればいいと思う。

事務局:「開催します」という言葉だから、限定的になってしまうということか。交流の中で何か新しい活動が見えてきたら、それを図書館が支援することになる。

事務局:今まではそういう場がなかったので、交流会をしながら、図書館でもどんなものがあるのかを把握し、どんな形が望ましいかを交流会をしながら考えていく。話を聞いて終わりということではなく、どういう形を国分寺市として行っていけるだろうか、開催しながら考えていきたいということである。

委員:いろいろな支援を考えていくということにしてもらうといい。

事務局:そこが伝わるような文章を入れて考える。

2.国分寺図書館運営協議会答申について

会長:諮問の答申について小委員会を作り、1月31日に4人の委員と事務局2人で骨子を議論した。今回の資料の8−1はその議論を踏まえたものである。もう一つは、何人かの委員から意見があったものを箇条書きにした。答申案に向けての骨子を報告したい。これまでの議論を、論点として大きく7項目にまとめた。

会長:資料の説明。このような骨子で提案をまとめてみた。合意をもらって小委員会で検討したい。論点についてと答申の骨子について、このような流れでいいか。

委員:最後に来ているが、「F子供読書活動推進計画の実施」が一番大事なのではないか。

会長:「F子供読書活動推進計画の実施」については一定議論しているので、協議会のなかで触れられなかったことに重点を置いた方がいいかと思い、そのようにした。

委員:「E市民活動の支援,市民(団体)との協働,市民参加」について、子ども読書計画をつくりつつあるので、子どものものは図書館が取り組んでいるが、大人向けの講演会や学習会はない。市民団体との協働企画事業について、具体的に将来の構想が入るといい。成人向けの文化事業は、公民館でやっているが、図書館が行う事業はまた違うのではないかと思うので。

会長:具体的提案は骨子のほうで、市民との協働のところか支援のところで入れる。

委員:市民の文化的な生活向上のためという企画を考えていきたい。

委員:骨子案ということだが、ここにあることが具体的になっていくということでいいのか。高齢者や障害者が本のリクエストをした時、着払いで本が宅配で届けばいいと考えている。市民の名前がプリントされた宛名を貼るだけならボランティアでもいいかと思う。今後新たな図書館のサービス体系を考えるなら、図書館があるだけでは来られない人がいることを考えることが必要。宅配やブックポストがあれば図書館を利用するだろう。また、本のデータにコメントを付けることができないのか。インターネットで児童書の一覧はでるが、内容の説明があるといい。

事務局:それは本のデータとして入ってないのでできない。50数万冊あるので全部には付けられない。

委員:ごく少数のものに付けるだけでも全部システムを作り変える必要がある。

委員:今日、答申に何を書くか合意しておかなければならない。少なくとも中央図書館はいる、地域館はいるということくらいは今日合意した方がいい。

会長:骨子の方にはいって、中身の合意確認をしたい。インパクトのある言葉が必要であれば書き換えたい。

委員:答申のコンセプトは良い。

会長:構成について、「(1)図書館の役割とこれからの図書館」は良いが、「(2)国分寺市立図書館の現状と課題」の評価はどうか。

委員:高く評価しつつ問題を抱えている。これでよい。

会長:5・6年を見通し、是非これだけは早急にというものは出しておいた方がよい。

委員:西国分寺に地域図書館を作りましょうと出して、現状はどうだ、これが課題だというものを出していくのはどうか。最後に当面のサービスというのはどうか。

委員:利便性の問題では、ブックポスト、宅配、コンビニの利用なども視野に入れる必要があるかどうか。

委員:物流というまとめ方ができるので、運営体制の中で詳しく書いた方がいい。

委員:「市民との協働」のところですが、体の不自由な方、一人暮らしの人が増えている。市民が守秘義務の研修を受けて、市民が宅配をするのを最初に考えてはどうか。

会長:来館困難者という書き方をしたが、物流にも関わるし、正規の業務として安定的に行う場合、そういう体制でいいのか。

委員:障害者サービスのことだが、一般の人でも土日も図書館に来られない人は多いので、来館困難者を障害者に限定しないで、一般の人が使えるシステムを検討していただく価値はある。コンビニとか。

会長:コンビニは岐阜県では失敗している。県立図書館で行い費用は利用者負担であったが、やめてしまった。費用負担の問題は、図書館の無料の原則の中で、法的に検討しなければならない。

委員:中長期的課題の中で、中央図書館の必要性の問題は簡単にはいかないのでは。

会長:協議会の提言として出そうとおもえば出せるのではないかと思うが。

委員:恋ヶ窪図書館ができて35年、西国分寺は5館構想からはずれている。今まで地区館体制できているので、中央図書館体制は大きな課題である。

会長:当面の充実策のところで項目あるいは施策としていれてほしいということから合意を取りたいと思う。

委員:郷土資料のデジタル化は図書館の仕事か。

事務局:ふるさと文化財課と共同作業だと思う。PDFにして配信できないかという話をしている。費用もかかる問題である。

会長:中長期的な課題である。当面のサービスというものは、そんなに予算をかけずに工夫の中でできるもの。中長期的な課題は、大きな予算やハードの整備とかをイメージし、即実現できるものではなくきちんとした計画を立てて行かなければいけないものと分けて考えている。

委員:図書館の児童サービスで、職員がフロアーにいて子どもの対応をすることについて、三鷹では午後は一定の時間は職員がフロアーにいる。かつて本多図書館で夏休みに職員がフロアーに出ていたが、そういうことは図書館の内部で考えることか。

事務局:どんどん言っていただきたい。

委員:質問だが、2ページの「新たなサービスの展開」で、「行政支援、子育て支援、若者支援」とあるが図書館との関係ではどういうサービスなのか教えてほしい。

会長:行政支援というのは市の政策作りや、職員が行政活動をする時、例えば隣の市の資料を集める。その政策立案、行政活動のために図書館でレファレンスをおこない、質問に答えていくということ。例えば市の関連の新聞記事の切り抜きコピーを各行政の部課に情報提供する。そういうことが行われるようになってきている。子育て支援は、今行っている子ども読書で議論していることが中心である。若者支援は、高校生や大学生に、職業選択や進路選択の資料のコーナーを設けたり、講演会をしたりということ。今の若者の職業選択にも図書館は役立っている。若者支援というのは行政でも政策の柱になっていることなので、そういうことに図書館も関わっていくということはあっても良い。

事務局:図書館としては資料の提供が命なので、こういった項目も幅広いサービスの内容であると思う。

委員:これからの図書館は貸本屋をやめて、いろいろなことをやるということである。

会長:図書館が地域と向き合いながら、資料だけでなくいろいろな工夫ができると思う。ある図書館では、食と文化の連続講演会を図書館が主催でやっていた。地域の母親と協働で実行委員会を組み、子どもたちの食の安全について図書館を場にして行っていた。もう一つの中長期的なところで、中央図書館問題や地域館の問題では意見があると思うが、西国分寺の問題では4中学区が空白であるというのは明白なので、4中学区としておくのがいいのかと思う。

委員:中央図書館という名前は唐突なのでやめるか。

委員:中央図書館はスペースの多さにかかってくるので必要、はずせない。

委員:管理センター的なものということになると、地域館とのかねあいが出てくる。全体の図書館整備計画といっても、もう考える時間がない。次の協議会委員への申し送り事項として、今回はそういう問題があると書くか。

委員:駅前分館を設置するときに、西国分寺駅周辺にも同様のものを考えて生きたいという市の方針がある。駅前の広がりの可能性として、市内で残っている図書館の構想としては最後のような気がする。中央館の機能をきちんと言っていかないと。今まで地区館でそこそこ市民生活に役立ってきたが、それを集約していくことが大事なので、今回はやめて次期にするというのはよくない。

委員:中央図書館の立場に立ったとき、何のために5つの図書館を見てきたのか考えると、一つ一つ地域館として充実し重要な役割を果たしているが、飽和状態で、進化した図書館としてはついていっていない。インターネットの数も不足しているし、滞在型にしては老人などの滞在のためのスペースが足りない。横になっている本が多く、引き抜くのが大変でパンクしそうな図書館を見てきたわけで、5つの図書館の努力してきたものを、時代に合わせていいものにしていくために、中央図書館は必要だという話をしてきたのではないか。5つの図書館を見てきて、今の国分寺市ではすごく必要性があることがわかった。

委員:「中央図書館(駅前・市役所改築問題・西国分寺に地域図書館)」とあるが西国分寺に新しい図書館とは別に中央図書館を考えるのか。

会長:国分寺駅北口に図書館としてのスペースがあると聞くので、3千uとか駅前の図書館が大きく確保できれば中央図書館に、逆に西国分寺に市役所移転がらみでできるとすればそこに中央図書館ができるかもしれない。恋ヶ窪が市役所のところに移るというのもないわけではない。規模の大きな管理機能を持ったものと、保存機能を持ったものがどこかに必要だろう。それは市の方で決める話で、ただ、そういうものが必要ということは提言しておいた方がいいし、西国分寺は空白地域でそこにも必要ということも言わなければいけない。

委員:もっと広い、本のたくさんある図書館が必要だと思う。「(駅前開発、市役所改築問題との絡み)」は場所が限定されてしまうのではないか。

会長:提言するとき、一般的な中央図書館というのもあるが、目の前に駅前開発というのがあり、ある程度可能性があるとすれば、それを絡めて提言することもいいと思う。

委員:我々が駅前に入れてほしいと書いた方がいいのか、中央図書館は必要ですという書き方をするか。西国分寺に地域図書館をと要求したいので、中央図書館と地域図書館がどういう関係なのかますます複雑になってしまう。今の地域図書館は維持した方がいいが、地域館ばかり言うと、中央図書館はいらないと言われても困る。

委員:5館作った上での中央図書館の設置ということは、地区館を充実させていくことになる。基本は、必要性から言えば中央図書館である。中央図書館がどこにできようが、西国分寺にも図書館は必要。両方にそれぞれの理由がある。

委員:私のイメージでは、中央図書館は中央書庫。府中みたいな広大な図書館で、本がたくさんある中央図書館のイメージは話されてこなかった。地域を充実しようとすると中央には大きな開架はいらない。別の部屋、集会室などは必要。

委員:現状では利用している人には広がりも奥行きも少ない。それをカバーするには、中央図書館でスペースがかなりあって、という問題ではないか。

委員:中央図書館は閉架書庫があって地域館からリクエストした本は届けてくれるというイメージもある。

委員:特定の本を見るのであればそうだが、漠然と探しているのなら広い開架である。

委員:他市から来た人が「本が少ない」と言い、図書館を日頃応援している人が残念に思ったという話を聞く。1人や2人ではない。日常的に生活していくには足りているが、本当に図書館を活用しようとするには、市内全館を回っている人もいる。書架だけでなく見たところの本の量が決め手になる。35年たっているので、中央図書館が必要というメッセージを出したい。

会長:今日は午後の見学の関係もあり、多くの時間がとれないので、中央図書館問題の議論もあるが、小委員会の中で練って本委員会までに皆に報告するような形にしたい。次は4月くらいか。

事務局:来年度3回の予定も可能である。

会長:次回の協議会まで1ヶ月半あるので、情報交換しながら議論し小委員会でまとめていくというプロセスを大事にしたい。4月には1つの素案を作ってたたいてもらう。

委員:子ども読書活動推進計画の、「実施をどこまでできたか、協議会にはかっていきます」とあるがこれでいいのか。チェックする機関をつくるとか入れてほしい。

事務局:推進体制という項目を設け、市民参加であるとか協議会にもはかるとしている。

会長:次に図書館から報告事項。

事務局:平成20年度予算案説明。2月26日から3月7日にかけて利用者懇談会を行う。「図書館への意見」は前回の協議会以降のもの。各図書館行事案内。

事務局:次回は4月17日(木)10時、本多図書館で行う。



国分寺市図書館運営協議会平成19年度第7回定例会要点記録

日時:平成19年12月20日(木)午前10時から12時

場所:もとまち公民館 会議室

傍聴:なし

欠席:1名

会長:本日は「子ども読書活動推進計画の策定」についてと、3人の委員からの提言を協議する。まず、「子ども読書活動推進計画」について。

事務局:資料の説明。

会長:前回の11月22日以降に検討したものだがいかがか。詳しくなった部分もある。学校図書館の地域開放については残すということで考えているということでよいか。

事務局:表からは落としたが話は進めている。

委員:学校図書館の充実のところで図書指導担当の配置の充実については、連携しながらということだが、教育委員会もこの形で了解しているということか。

事務局:学校図書館の充実は、学校図書館図書指導担当(嘱託職員)の充実、拡大して学校図書館の機能を充実していくべきという方向での議会からの意見もある。教育委員会としても認識が深まっている。一つの方向としてモデル校的な形で何校かフルに設置する取り組みができないかという方向も含め考えている。予算の時期なので財政当局とも話をしながら取り組んでいる。

委員:この表を見て、ブックリストという単語がたくさん出てくる。アンケートを採り必要性があってしていくのはいいことだ。これを市民に見せたとき、図書館はこういうことをしてくれるというのはありがたいと思うが、市民参加というところで、例えば、幼児の項目に「市民との連携」というのがあるといいと思う。読み聞かせをする人に図書館が仲立ちになり、必要とする市民に活動をする人を結びつける。地域の親として大人として参加できると思った。「市民との連携」という表を幼児・小学生・中学生すべての項目に起こしてもらいたい。図書館のお手伝いをしたいという気持ちを受け入れることを示すような項目があっていいと思う。公表して5年後は市民の活動がもっと活発になると予想される。それを図書館が受けて整理して、例えば講演会で読み聞かせの講習会をする。私たちも読みたいという人を登録し、保健所の乳幼児の検診時などにお母さんに向けて本の読み聞かせをしてもらう。他市の例で、計画を立ち上げると当事者がとても忙しい。そこで、図書館ばかりが忙しくなるのではなく、市民は役割があれば動けると思う。

委員:指導室が学校図書室ボランティアを募っている。そこに参加している人たちは、図書館で講演会をしていてもぜんぜん知らなかった。連携があれば学習ができるし、ボランティアに関わる人も経験を豊かにしていける。

委員:ボランティアは自発的だが、市民協働として、指導を受けて、ともに働くという意味だと思う。ボランティアという言葉に、気持ちは自発的だが、しっかりと役に立ち図書館のどこかを担うという意識、協働の意識を持たせることが重要だと思う。

会長:小学校の図書室ボランティア、児童館の図書室のボランティア、子育て支援センターのおはなしボランティアも図書館には関わっていない。

委員:項目として出した方がいい。地域の役割の中での具体的なものとして、一覧表の中で明確に1項目起こしてほしい。図書館はこの5年間はそういう動きをよく見て、中継役として、したい人としてほしい人を結びつけてもらうと良くなる。

委員:小学校の団体貸出の運搬は良いことだが、コンピュータシステムの連携のところに「幅広く資料を活用できるようにする」とあるのは、運搬されてくるということなのか、ただ活用できるということなのか。費用がかかることだと思うが5カ年計画なのでどこかにいれてほしい。

事務局:図書館と学校との運搬については、公立図書館の資料を使う場合は、図書館が学校への運搬をするが、学校同士の図書の移動については図書館の介在はない。コンピュータのところは学校間で利用ができるということである。

事務局:指摘の通り物流が伴わないと使えない。運搬は大きな課題である。

会長:市民との連携は素案でも入っているので見える形にしてほしい。学校のコンピュータシステムは図書館のようになるのか。

事務局:今年度データベース化が予算化されている。メーカーよって違うので検討中。図書館のシステムとどう一緒にするのか、サーバをどこに置くかということ。図書館は自身のサーバ管理しておりノウハウを持っているので、図書館にサーバを置くということも含め、どれが合理的かもう少し検討が必要である。

会長:学校と公共図書館の資料の貸し借りは、物流も含め公共から学校への資料の貸出しが多いと思う。図書館の方で運搬のことを考えておかないと計画で終わってしまう。

委員:障害者児童への対応範囲はどうなっているか。

事務局:乳幼児のところで、子ども関連施設への本の貸出で団体貸出を行うとしている。

委員:小学生・中学生のところでは、今行っているサービスを充実していくということで、この表には文章の全部が入っていないが、新しいもの今までなかったものなどは文章の中では入れていくのか。

事務局:ご意見いただければ追加することを考える。

会長:実態がわからないが、ニーズがあるのであれば考えてほしい。運搬はどのような人たちが運搬に関わるのか、今の運搬はどうなっているのか。

事務局:火木金は運搬業者へ委託している。

委員:障害者は就労の機会がないので、運搬という作業はどうなのかと思い質問した。

会長:「子ども読書活動推進計画」は完成前にもう一度懇談会を行うので、ここまでとする。

会長:協議事項の2で、図書館への意見や提案ということで3人の委員の提言を。

委員:コンピュータシステムについて、資料の説明。

委員:18年度実績に基づく全国の比較について、資料の説明。

委員:子どもへのサービスについて、資料の説明。

会長:時間の関係で議論ができないが、どうしてもこの点を聞いておきたいということがあれば。具体的にこういうことを図書館でやっていただきたいという提言もあれば。

委員:ゲートが必要ではないか。

事務局:現在の図書館の建物は、ゲートのことを考えないで造っている。入口が狭く、自動ドアのセンサーがあり、今からつけるには課題がある。

委員:もともと公共図書館はハードもソフトも大事。さらにもっと大事なのは人である。本を読む、読書をすることが、人の話を集中して聞くといういい方の循環に回転していく。

委員:本を読むことで、自分の経験の生活以外のことに子どもなりの驚きがある。テレビや映像文化に満たされている世の中だが、自分が手に取った本によって人の言葉に耳を傾けるようになる。「朝の読書の後は集中していて1時間目の授業がやりやすい」「心が一つになって集中している」と一小の先生が言っていた。読書を中心に据えた教育をしていくという考えの校長がいる学校は、絶えず活字から入っていく。読書環境がよい学校の子どもは、心がいろいろなことに寄り添い、学校が楽しい。

委員:学校としての取り組みが支えになっているように思う。テレビを見て小さい子が楽しんでいるより、生身の人間の方が影響し合い刺激になる。

会長:答申の準備をしなければいけない。協議会として来年から具体的な文案を作るための準備をしていくために、ワーキンググループを作りたい。事務局から二人、会長副会長、委員から二人。会長からの指名で梅山さんと藤沢さんにお願いする。協議会の前に集まって文章を作り準備する。

委員:パソコンを見ながらというのは難しいか。

事務局:視聴覚室に機材はある。

会長:次に図書館からの報告。

事務局:本日が12月議会の最終日になり、議案議決の予定になっている。11月28日から12月3日までで、今回学校図書館のこと、公共図書館のことを5名の議員の方が質問をした。1人目は図書館の利用時間の拡大について、不便地域について。状況に応じた図書館の開館時間をということと、不便地域対策は西国分寺地域に必要ということ。2人目は、蔵書について。汚破損図書の状況については、来月の文教委員会でも報告することになっている。マスコミやテレビで取り上げられている。図書館が管理上どうするか、難しい問題である。市民の利用のマナーでもある。3人目は、北口再開発ビルを平成25年までを目標に予定しているが、市立図書館がどういう形になるのかということ。条例が設置されているので、当然図書館は入ることになるが、大きさなどはこれからのことになる。学校図書館の地域開放について。授業で使わない時間帯に身近な図書館として使えたらということ。4人目は、学校図書館の充実ということで、嘱託職員の時間数を増やして配置してほしいこと。図書館の自由宣言のポスターが各館貼られているかということ。ハンディキャップサービスの対象者について、高齢で視覚障害ではないが見えづらくなったり、本を手に持つのも大変という人に向け考えてほしいということ。5人目は、子ども読書活動推進の体制について市民の意見が取り込まれていくような体制でやってほしいということ。

委員:泉町が空白になっているということに、答えがあるのか。

事務局:空白になっているという実態を報告し、大きな課題なので検討させてもらいたいということになる。

委員:子ども読書活動の推進体制を作ること、5年間どう推進していくか進捗状態を把握することが重要。計画の中にチェック機関を入れることは可能なのか。

事務局:計画の中に入れられると思う。その体制をどうしたらいいのか考えていく。策定についても、表の中では図書館だけでなく指導室、学校、児童館、学童保育などがあり、計画を認識してもらって意見をもらうことが必要。それらのメンバーを入れ込んだ策定委員会をつくって議論をする必要がある。学校や教育委員会全体で、必要があれば福祉も含め、教育委員会として計画の策定を考えている。

事務局:予算についてだが、平成20年度は本庁舎が耐震の関係で使えなくなる。教育委員会は光プラザに移動する。その件もあり20年度の予算は厳しい。図書館も何パーセントかのカットが求められたが、図書費はこれ以上減らせないので減額せず、同額で見積もり出し財政と調整している。子ども読書活動推進のものとして図書費の上積みをしてほしいという要求を出している。ICタグについては何年間かかけて3年計画ぐらいで考えられないかということで打合せをしている。

事務局:図書館に対する意見は前回の協議会以降のものである。利用者懇談会は11月13日から20日にかけて6回行った。いずみホールでは27人の参加があった。

委員:懇談会のまとめで、都立・国会が貸し渋りをしているというのはどういうことか。

事務局:来館者のサービスに影響があるということで、貸出期間の問題や館内利用をするようにという都の考えはある。

事務局:2月の5日と6日、多摩の公立図書館の大会がいずみホールである。

事務局:次回の日程についてだが、府中の中央図書館が開館したので、視察見学はどうか。2月21日(木)10時から、並木公民館講座室。午後は府中市の図書館の見学。子ども読書活動推進計画の懇談会は、1月31日(木)午前10時から本多公民館会議室で行う。

国分寺市図書館運営協議会平成19年度第6回定例会要点記録

日時:平成19年10月4日(木)午前10時から12時

場所:光公民館 大会議室

傍聴:4名

会長:本日は、協議として「子ども読書活動推進計画」の素案についての議論、「これからの図書館像」についての意見交換、報告事項の予定。初めに、「子ども読書活動推進計画」は2回ほど懇談会を行い意見交換した。説明してもらい、意見交換をしたい。

事務局:資料の説明。

会長:まず全体構成についてとそれぞれの施策と2つに分けて意見交換したい。まず構成については発達段階に分けたスタイルになっている。他市の例でも、発達段階と場(学校・図書館・児童館)とに分けた2つのスタイルがある。国分寺市は発達段階に沿うというスタイルを採っている。

事務局:発達段階にしたのは、子どもたちはだんだん大きくなる。施設で区切るより子どもの一生をつながりのあるものと捉え、年代に合わせたスタイルにした。

委員:第1章の「国の動向」「都の動向」「国分寺の状況」は図書館の状況なのか。 

事務局:「国の動向」は法律を具体的に説明、「都の動向」は東京都の子ども読書活動の具体的な施策、「国分寺の状況」は今の国分寺市の子どもたちの読書や図書館の現状を具体的に説明する。

委員:計画は、年齢別のスタイルがいいと思う。ただ、行う施策の内容は形の上で似通ってくる。表現する上で、違いが明瞭でないのが気になる。

会長:図書館が中心となって推進していくが、自治体によって財政的な裏付けを書いているところと書いていないところがある。教育委員会との関係があるが、自助努力でやりますというのではなく、財政的配慮の一文を入れてほしい。

委員:今の章立てでいいが、実施する場合には部局ごとに別途計画を作っていかないと動けないのではないか。第1章は国の現状・市の現状となっているが、他市の計画がどうなっているかというのはつけないのか。

事務局:検討の材料として参考資料としては見るが、ほとんどがホームページなどで公開されている。国の法律、都の計画は載せているところが多いが、他市の計画を資料としてつけると膨大になるのでつけていない。

委員:「これからの図書館像」を読むといろいろな例が出ていてすごくわかりやすい。目標とする市の例が出せるとわかりやすいと思う。

委員:第1章の国分寺市の現状というところは、図書館の正確な課題と問題点の把握があって、第3章以降の計画に結びついてくる。

委員:国分寺市独自で作ってほしい。

委員:具体的な例があるとわかりやすいということもあると思う。

事務局:図書館関係雑誌等でも具体例は出ているので、できるだけ紹介するようにしたい。

委員:章立てとしてはよいが、重要なのはコンピュータシステム。

委員:ボランティアの活用をうたったほうがいい。

委員:ボランティアの養成講座もあるようだが、ボランティアに頼るものが多いように思う。市として、きっちり不確定要素をカバーできるように考えてほしい。

委員:ボランティアで対応するということは、職員が養成にしっかり取り組み相当のエネルギーをかけることになる。ボランティアなら実現するというが、今の体制が難しく財政が厳しいのでボランティアというのでは大変になる。市の事業として、さらなる人件費がかかるということを認識してほしい。

会長:内容に入り込んでいっているが、ボランティアはこれまでも問題になっていたところだが、事務局としてはどうか。

事務局:調査してみると、学校でPTAの方が自分の子のいる学校で読み聞かせをする活動がここ数年活発になってきている。また地域のおはなしグループにも、学校から呼びかけておはなし会をしている。基本的考え方として、そういう活動をさらに充実させていきたい。アンケートでもわかるが、読み手は、読み方などの技術や本の選び方、スケジュール調整などで悩んでいる。それらをフォローするのが図書館の役割だと思っている。行政の肩代わりをボランティアにしてもらうというのではなく、市民の皆さんの活動を支援することが行政、図書館の役割であると考える。

事務局:養成講座は読み聞かせの講座を考えている。図書館が主体的に取り組む上で、実際にしている方たちの活動をフォローし、より充実することを目指している。

委員:P.6に具体的な項目が出ていて、平成19年度からとあるが、これは実施中ということか。

事務局:現在ブックリストを作成中であり。今年度配布予定なので19年度からとした。

委員:5年間で行うということなのか。

事務局:実際に計画検討していくことを含めて20年度からとした。

委員:表がその前文の結論になるのか。項目の中に、事務的な処理と読み聞かせなどの事業が混ざっていて、実際にどんなことをするのか、メッセージやメリハリが伝わってこない。幼児・小学生・中学生・高校生に向けそれぞれ何をやるのか書いてあるが、中学生や高校生であれば、本人たちに主体的に取り組む舞台を与え経験させるとか、読書活動の一環として発表の舞台、パフォーマンスの世界を提示してやり、人間としての成長をフォローするというのならわかる。

委員:小学校の部分で、母親の活動をサポートしていくということはありがたい。ただ、学校の課題が「学校図書館の充実」という一文だけだが、内容はいろいろあると思うが全部書いていくのか。例えば「1校に1人司書を置く」というように。ボランティアがいくら頑張っても、司書がいなければ一番大事な幹がなくて周りがうろうろしているだけになる。司書を1校に1人配置というのをうたってほしい。予算はいつから考えるのか。この計画のために市がどれだけお金をかけるのかによって、計画が実現するかどうかということがある。

事務局:20年度予算について10月1日に予算説明会があった。国分寺市は枠配当なので教育委員会全体の中でのやりくりになる。最終確定は1月中旬、3月議会にかかる。予算化されていないと実施は難しい。この計画は、今年度中の策定を目指して意見を伺っている段階である。すでに事業を進めているものもあり、計画を作りながらできることは行っていく姿勢でいる。

委員:P.8の小学校図書室について、「人員体制を含めた学校図書館の充実」とあるが現在はどういう人員体制を考えているのか。

事務局:まだ指導室と調整していないので、図書館で今の段階でどのような人員体制にするか決めることはできない。

委員:5ヵ年計画だが、今年だめでも1年ごとに増やしていくという希望がもてるのか。

事務局:ご意見をこの計画の中に入れていければと思っている。

委員:教育市民会議で読書の分科会に関わっているが、山形県の朝暘小学校では朝の図書室の活動が、読む力・聞く力を培い、授業中にしっかり聞く・しっかり書くということができるようになったという。読書がなぜ大切か、本があるということ、ボランティアだけでなく専門的な知識を身につけた人がいるということが必要である。もう1点、P.3で、「家庭の役割」とあるが、どうやって家庭に浸透させていくのかが重要。

委員:そういうものをシュミレーションすれば、メッセージが伝わってくる。子どもたち(乳幼児〜高校生)にどういう体験をさせようとしているのか。読書習慣という経験や自分自身の興味がわいてきたことが、授業の態度や学校生活にいい影響を与えている。図書館が学校と違ったアプローチで何ができるかメッセージ性が必要。

委員:懇談会で、学校図書館がひどいということが多くでているが、それに対して「整備します」という言葉だけで具体的内容なしでは施策になっていない。また担当部署がみんな図書館になっている。

委員:学校図書館に関しては、リーダーシップは図書館がとってほしい。学校図書館に望むことは、専門性を持った人がいることが必要。ボランティアの養成は、地道に養成していき、先に続けることが大切。専門性を持った人とボランティアの関わりは、地域性を加味して考える必要がある。

会長:時間の関係で、今日はここまでとする。素案を深めるために懇談会を10月中に開きたい。3回目の懇談会を、10月11日(木)の午後、本多図書館で行う。

会長:次の協議事項の「国分寺市立図書館の現状と課題」に入る。教育委員会からの諮問について審議するために、図書館から現状と課題について3回の報告をもらった。ここに図書館運営をふくらませる上で2つの文章がある。1つは「公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準」で平成13年文部科学省からだされた。いま1つは、これからの図書館の在り方検討協力者会議が平成18年3月にまとめた「これからの図書館像」という提言である。現代の公共図書館のイメージについて、共通の認識を持っていただいた方がいいと考え配布した。国分寺の図書館の現状を考える上で1つのヒントになる。補足説明をし、その上で意見交換を行う。「望ましい基準」と簡単に言っているが、図書館法の第18条で文部科学大臣が図書館の望ましい基準を定めて一般に示すとある。1950年に法律ができてから一度も望ましい基準が制定されてこなかった。正式に発表したのは50年たってからになる。内容的には、個人的感想だが、公立図書館の実質的サービスとか、諸条件については整理されているので異論はない。いくつかの特徴は、これまでの図書館サービスの課題にも触れられていることである。高齢者に対するサービス、障害者、在住の外国人へのサービスなど、ここ10〜20年で体系化されていった課題がある。新しいところでは、成人に対し職業仕事に関するビジネス支援、情報収集と提供、仕事に役立つ情報・起業・地場産業への情報提供の役割が図書館にあるということが強調されている。ボランティアとどう協力関係を結ぶか、公共図書館のインターネットを含めた情報を取り入れるサービスのあり方や仕事のあり方についての提言もされている。図書館の世界で「望ましい基準」といった場合、こんなサービスをするということは言えても、どういうレベルでやるのか、数値的な目標には触れていない。人口1人あたりの職員の人数、専門的職員の必要人数、図書館の世界では定めた方がいいという意見があるが、自治体が自主的に判断してやればいいということで、文部科学省はガイドラインは示すが、数値は示さないという基本的考えを持っている。どういうことをすればいいかは書いてある。「これからの図書館像」は、「望ましい基準」を踏まえ、今やらなければいけないこと、新しい図書館に変えていこうというメッセージ性を持った文章である。これまで図書館像が何回か出ているが、日本の公共図書館の基本的イメージは1970年代に作られたものである。その基本を作ったのが日野市立図書館で、1965年に開館して、そこで行われたことが今日まで原型・基本的スタイルになって受け継がれている。図書館というものが民主主義の基礎として市民の知る権利に応える、知識や教養を保障する社会機関であるという考えである。昭和40年、41年日野市立図書館報告書のなかに、どういうことをすればいいか、市民のためになる図書館はどうしたらいいか、何でもいつでもどこでも誰でもどこにでもということを掲げてきた。調布の図書館では「買い物かごを下げて図書館へ」というスローガンを掲げた。市民にとって近寄りがたい図書館が買い物かごをさげ、乳母車を押して、いつでも利用できる。図書館はそれまで暗いイメージで敷居が高かった。「市民の図書館」は1970年代に日本図書館協会から出され、図書館を市民のものにしていこうということが書かれている。この本は影響力をもっており、図書館は特別のものではないということが、この本を知らない人にも浸透し、サービスがこの本に書かれた内容で行われている。規範的な常識的な当たり前のことが書かれている。そういう中で30〜40年近くこれに基づく図書館作りがずっとなされている。これがモデルにされた時代は、子どもの利用は全体の半分の約50%だったが、今は比率としては20%前後になっている。8割は成人の利用で、図書館における市民の要望も、仕事を持っている人、高齢者等、高度化多様化している。そういうものにどう応えていくか、1つの提案が「これからの図書館像」である。ここで言われていることは、「市民の図書館」のやろうとした市民に役立つ図書館とは何なのかをもう一回見直していこう、課題解決支援型、地域生活の課題を解決するために図書館を大いに利用していきたい、そういうスタイルに変えていこうという提案である。その中に、ビジネス支援・子育て支援・行政機関への様々なレファレンスサービスをしていこうということが掲げられている。図書館によっては、若者の自立支援に積極的に関わろうというところもある。これまでの図書館は資料の貸出に重点を置いてきたが、それが市民に爆発的支持を得た根拠となっている。今後は、調査する、調べるというレファレンスサービスの機能を重視し、役立つ図書館へのイメージ転換をしていかなければならないという提案になっている。1970年代と現在との違いは、集める資料や情報の違いがある。従来は、本・雑誌等印刷された資料を集めてきた。今はインターネット・DVD等いろいろなメディアがある。図書館は印刷メディアと電子的メディアから集めて結合させながらサービスをする。図書館ハイブリッド化を進めなければならないというのが2つ目の提案。さらに、子ども読書活動推進計画の中で問題になっている、学校や行政や各種団体と連携協力を強めていく。それを全体として可能にしていくためには、図書館経営改革をしていかなければならない。財政的に苦しい中では、ある部分合理化しなければならないし、図書館員の意識改革というのも大きな課題になっていくし、資源配分や職員の自己評価や外部評価、図書館の活動サービスを評価考証していくということが必要になる。私たちもこのような「望ましい基準」「図書館像」を一方に置きながら、国分寺市の図書館のあり方やイメージを作り上げていけないかと思う。感想でも、ポイントだということでも自由に発言を。

委員:図書館を課題解決支援という方向へ向け、貸出の場所だけでなくレファレンスサービスをという話だが、プラクティカルなことに図書館を持って行こうとしていると感じる。文化教養、小説文芸書、古典的な啓蒙書などを全部切り捨てると言っているかに見える。予算も人員も減らされると、これ以外のことはどんどんゼロになる。これには反対である。図書館に本当に課題解決支援機能がいるのか。図書館ができることは情報を集積し整理して、来た方に利用してもらうのが基本である。ビジネス支援についてもここに書いてあるようなものが役立つとは思えない。ビジネス上知りたい情報として統計資料や法律などは置いておかなければならないが、企業本などは置く必要はない。むしろ図書館には今のように娯楽を中心に進めてほしい。高齢者の就業支援より、高齢者が来ていろいろな本を読んだりする、これから増えてくる高齢者に対してどうするか、そちらのほうをお願いしたい。読んで感じたのは、人員や予算が減らされ、予算がなくて何を頑張るか、館長や司書が頑張りなさいという精神論になっている。情報拠点という言葉も具体的には難しい。情報拠点というものをどうやって作るのか。

委員:最近偶然本屋で見たニューヨークの図書館のことを書いた本(「これからの図書館」菅谷明子著 岩波新書)は、世界の先端を行く図書館かなと思った。そこに書かれていたことが情報拠点というイメージかと理解した。地域の人が必ず出入りする。9.11の際、ニューヨーク図書館の掲示板にみんながアクセスしそこで問い合わせをし、情報交換の場になった。ということは図書館がその地域の情報拠点である。ニューヨークは巨大なデータベースが利用できる。高齢者は会社に属していないから会社のデータベースは使えない。高額なお金を払って見ないとならないが、それを地域の図書館で利用できたらよい。

委員:図書館ではレファレンスが一番大事。地域の人が困った時に、図書館に行けることが大切。アメリカの図書館とは成り立ちが違うと思うが、今も図書館を利用している人が多いしもっと調べたければそれなりの図書館に行く。地域の人に役立つ、困った時に図書館に行くということであれば、地域の図書館はレファレンスが大事。それが軸になって、専門性を持った人がいてくれる安心感が必要。

委員:我々が新図書館に要望したいと思ってきたことを、公共図書館もレファレンスをしなさいと国の基準でいうようになったんだと思った。今までは文化教養を高めるということだったのが、生活に役立つ図書館という方向になってきた。これからの図書館のあり方が示されたのはよいが、ビジネス支援とかに対応できる質を持った職員は、ある意味オタクの世界ではないか。図書館の職員はいろいろな分野の専門知識を要求されると思うが、専門知識を高めるところまで行政がフォローしていかないといけないのではないか。千代田区の図書館が新しくできたが、そこのコンシェルジュいう仕事はレファレンスではなく館内の案内であった。

委員:ハイブリッド図書館ということについてだが、今の図書館の良さを残しつつ、一方でハイブリッド図書館ができあがってくると、不登校の子などがインターネットを通じ図書館の掲示板に書き込み、「この本おもしろいよ」などと違う角度から社会とのつながりを持てるという期待ができる。メールマガジンの配信は受け取り手の年齢を考え、中学生向け、高校生向け、成人向け、高齢者と内容を変えないとつまらないものになってしまう。こういうのを立ち上げると見張っていなければ、誹謗中傷などが出てきてしまう。専門の人が1人いる。情報リテラシーについては、研修を受けたことがあり、情報はいくらでも操作できるということを学んできた。送り手がどういう意図を持って、また受け手がどう受け取るか、図書館としての指針を持っていないといけない。

委員:P.31〜32は精神論に近い。ここに書いてあることはだいたいアメリカからの引き写しであるが、司書のヒエラルキーが違う。アメリカは2ヶ月の研修、日本は2〜3週間の研修で、あとは自己努力で自分で勉強しなければならない。 

委員:市民の図書館の路線が引き継がれてこなかった。専門家のいた日野市でもう少し何かしていればという感じがする。今の図書館をもう一回作り直すための処方箋としての意味はある。 

会長:日野市はそのイメージを背負ってきた象徴的な図書館である。外から見て、日野市は行政資料室を作りながらも職員の質が古いところがあるという感覚はあった。

会長:答申に向けて意見をまとめるにあたり2つ提案がある。1つ目は委員の方から提言を出していただきたい。次回一人15分ぐらいの発言をお願いする。内容は全般的なことでなくても、例えば梅山さんならITのことで自分の得意分野から、藤沢さんなら日野の元館長として多摩の図書館を見てきて国分寺市の課題や子どもの読書についてなど、3名の方から提言をお願いしたい。2つ目は次回答申の素案を作る小委員会を作りたいということとその構成をどうするか。提言したい人がいなければお願いして指名させていただく。梅山さんはITに携わっている立場でポイントをいくつか指摘していただきたい。子ども読書とボランティアの問題は須藤さんにお願いしたい。図書館全体の読書計画を踏まえてもいいし、ボランティア活動の問題についてまとめていただければと思う。藤沢さんは図書館長経験者として、多摩の図書館の状況を念頭におきながらこれからの課題などを提言していただきたい。

会長:答申の素案を作る小委員会だが、正副会長、図書館事務局から2名、委員から2名で、6名の小委員会を構成したらどうか。人選は次回自薦他薦含め皆さんと協議したい。来年7〜8月ぐらいには答申を出したいと思っている。協議会に提案するたたき台の素案を作る。

委員:具体的提言のスタンスはどうするか。予算無視で出すのか、実現可能なものを出すのかどちらか。

会長:この会の展望として具体的課題を明確にしないといけない。中央図書館を作る根拠になるようなものが作れればいい。あの時答申で出ているではないかというようなものでなければならない。将来の可能性を残していけるプラン、今やらなければいけないプランという2つに分けながら考えていく。

委員:もう1館作りたいというのは皆の総意だと思う。

会長:もう1館作りたいという希望はきちんと出すべきだと思う。

委員:今日見学してわかったが、その場で施設を作る時に展望を持って作っていないので職員がすごく苦労をしている。将来に向けては展望を持てるものが必要だと思った。恋ヶ窪を見た時もあの当時はいいものができたと思った。

委員:光図書館は恋ヶ窪図書館に比べ明るくていいと思った。

委員:閉架書庫を見て思ったのだが、多摩のデポジットライブラリーはどういうものか。

会長:都立多摩図書館の大量廃棄があったのがきっかけ。前から多摩の図書館の共通の保存庫の必要性はあった。本格的な動きが多摩の図書館の職員の間から出てきた。

委員:狭いところなので保存ということは課題である。

会長:次に報告事項。

事務局:9月議会についての報告。8月29日から9月28日まで9月議会の本会議の中で2つの質問が出た。一つは、恋ヶ窪公民館図書館についての耐震調査について、老朽化しているので耐震工事が必要だが、市庁舎の問題とも絡み恋ヶ窪の街作りの中でどう位置づけていくのかという提起も含んだもの。2つ目は図書館の開館時間について、時間延長を本多図書館以外の図書館で検討をしてほしいというもの。恋ヶ窪図書館は、出前講座について一中から依頼があった。並木図書館は、2月16日(土)午後、児童文学者の舟崎克彦さんの講演会を行う。もとまち図書館からは、9月15日(土)午後「でんでんだいこ」と図書館との共催による「子どものためのおはなし会」を低学年と中高学年の二部に分けて行い、40名弱の参加があった。12月2日(日)午後、絵本作家で鳥の巣研究家でもある鈴木まもるさんの講演会がある。市で「事務事業評価」を行っていて、二次評価の報告があった。図書館事業と維持管理について管理運営方法について見直しを検討されたいという委員会からの意見をいただいている。利用者懇談会は11月中旬に行うことで準備を進めている。

会長:管理運営方法の見直しというのは直接図書館についての言及か。委託を含むのか。

事務局:いろいろな形で検討してほしいということで、具体的に指定管理者制度という言葉は出ていない。

会長:そういう問題があった時は、行政内部だけで議論するのではなくぜひ運営協議会にはかり議論する場を保証していただきたい。

委員:文教委員会では、今月山口県下関豊内小学校が子ども読書活動優秀実験校ということで視察する。

委員:山形県鶴岡市の朝暘小学校が学校図書館大賞を取った。紀伊國屋のビデオで「夢を追い続けた学校司書の四十年」(五十嵐絹子さん)がある。鶴岡市は51校に司書がそれぞれ1人配置されていて、60歳で退職しても司書の指導員として回っている。12月1日(土)午後五十嵐さんを招き教育フォーラムを行う。

会長:次回の運営協議会について、年度内にあと2回ということなので、12月20日(木)もとまち図書館で、9時30分から見学、10時から運営協議会ということにする。定例会はこれで終わりにする。

国分寺市図書館運営協議会平成19年度第5回定例会要点記録

日時:平成19年7月19日(木)午前10時から12時

場所:恋ヶ窪公民館 会議室

会長:本日は委員1名が欠席。館長は教育委員会の会議出席のため、終わり次第来ます。前回の要点記録については、何かあれば事務局に言ってください。

1.国分寺市立図書館の現状と課題について

会長:前回の続きで、国分寺市立図書館の現状と課題について、Aの「蔵書・資料に関する現状と課題」から事務局に説明してもらう。

事務局:前回配布の「国分寺市立図書館の現状と課題について No.2」のA「蔵書・

資料に関する現状と課題」について資料に沿って説明。

会長:「図書館の自由」は、図書館利用者の知る権利を保障している。東大和市で少年法に触れる記事を提供するか否かで裁判になったことがある。議論の材料になるので提供しようという動きである。図書館資料に関すること、選ぶ・買う・廃棄することについて、見学も含め感じていることを出してほしい。

委員:2月に、選定基準について要望と意見を書いたが配布資料を見て納得した。蔵書の選定については、専門家である図書館職員がするのがいいのか、「図書館の自由」は保証されているのか。利用者から見えず不透明であるからオープンにしたらいいと書いたが、オープンにするのも難しいのかもしれない。

会長:論争はある。利用者が読みたいという声がリクエストである。図書館が選べなかった本に積極的に応えていこうというやり方や、利用者に選んでもらう選書ツアーなどもある。図書館の選書方針や、これはどうかというものは図書館長が判断することが必要。大学では選書委員会は教員がなり決めている。利用者要求を誰がよく把握しているか。長い期間の図書館の蔵書構成がはっきりしていれば、市民が入って選書するのもいいのではないかとも思う。市民にオープンにして意見を出せる場を設けることが大切なのではないか。

委員:週に2回ぐらい図書館に行く。この作家の本は、代表作はあるがもう少しあってもいいのではないかとか、いろいろなジャンルで思うことがある。選ぶというのはどの辺の範囲で本を選択していくことなのか。新刊コーナーにはわずかしかないが、見慣れているところに1〜2冊新しい本が入っていると新鮮である。

会長:ふくらみと奥行きだと思う。おもしろさを感じさせる選び方を本屋は工夫している。図書館では、資料費が減っている中で何を選ぶか苦労している。

委員:図書館に行ってもわくわくしないが、本屋さんに行くと平積みの本があり、わくわくする。図書館も展示の仕方に工夫が必要だろう。楽しい本、新しい本をPRしてほしい。廃棄について、20年以上前の本は都立や他の自治体にあれば廃棄しているということだが、古い本を探すのが大変になる。スペースがなく狭いので廃棄せざるを得ないのはわかるが、基準が市民にオープンになっていれば納得できる。

会長:基準は公表されているのか。なかなか一般市民にはわかりにくいが。

委員:家族が本を借りに行くといつも「本がない」と言って同じ本を借りてくる。私は何かあると図書館に行き、「図書館に行くと役に立つ」と言っているのだが少し寂しい。新しくできた図書館を見学したが、じっくりそこにいたいなぁと思った。「図書館の自由」について、今図書館ではこういう本を置いてはいけないという指示が出ているのか。公民館で、講座の企画をするとやめるよう諭されたことがある。学校での講演会なども性教育などはだめだと言われている。かつて、富山県で本が消えたこともあった。

会長:福井の生涯教育施設からある種の本が消えたことがある。東京都でも講座をめぐってトラブルがあった。

事務局:特に都や国から指示があるということはない。少年事件などで顔写真が載ったものについても、人権問題になるということで都や国から通知があるということはない。それぞれの本を選書し購入する決定は、それぞれの図書館にある。

会長:ある大学である種の本を組織的に排除するということをやり始めたところがある。

委員:もしそういう事態になったとき、組織としてはどうなるのか。不安である。

事務局:戦前にはあったかなと思うが。

会長:「図書館の自由」の担当を常設しているのは非常によいことである。市民に投げかけて、オープンに問うことは図書館の使命である。処理をするのではなく、議論することが大切である。

委員:利用者が加わることについては、個人的にはリクエストでいいと思う。全体的な蔵書の新鮮さと保存ということを念頭に、新刊は予算の関係があってなかなか難しいとは思うが、こういうのを利用者は望んでいるのかという一助となればいいと思う。

会長:スペース、運営のこと、施設的な限界があると思う。本多図書館の時もそうだったが、目に余るものがある。横になっている本がある図書館を初めて見た。

委員:フロアーの印象でいえば、本多図書館の児童コーナーのテーブルに、調べ学習の資料や進学・修学旅行などタイムリーな本を並べていて、こういう並べ方もあるんだなと思った。机について何かしようとしたとき、ふっと目にとまるものがあるといい。

会長:児童室も、全体がゆったりした施設ではない。びちっと並んでいて圧迫感がある。3分の1減らしてでも、表紙が見える工夫が必要である。捨てがたいものもあえて捨てる。限界の中で、捨てるのではなく、学校の空き教室を確保して保存スペースができないものか、既存のものを利用するやり方があるのでは。多摩の共同保存庫はアイデアだと思う。

事務局:国分寺市の学校では空き教室はない状況である。空き教室のことはよく言われるが、学校に確認すると、ないということである。

委員:国分寺市は地区館体制で中央図書館はなかなか望めないが、「中央閉架書庫」のような市内の本が保存できる場所があってもいいのではないか。そこを整備するのも方法なのではないか。

委員:図書館が一館空白地域に新たに設置されるとしたら、どう考えたらいいのか。今ある図書館と同じような蔵書の図書館がまた1館できるのか。どの図書館でも必要な基本図書はどれくらいの割合なのか。1館にしかない本、2館にあるもの、全館にある本は何%になるのか。統計的に共通部分が高いほど利便性は高くなるが、それだけを提供するために図書館を増やすという姿勢なのか。奥行きと広がり、つまり独自性と共通性が必要だと思う。実際、そのような統計的なものはあるのか。

事務局:蔵書に比べ、本の種類のデータは出していない。

委員:よく新聞に「どこの図書館にも同じものがある」と書かれている。同じ本は何%あるのか。そのあたりがないと、1館新たに空白地帯に設けても、同じものを提供する意味合いが強い。データをどうつかんで解釈するのかが問われる。

事務局:データは持ち合わせていないが、国分寺市は地区独立館で5館図書館を設置し、規模が違わない様につくってきた。当時、選定も各館で行い、若干の調整はしたが各館で購入していた歴史があった。そこに住んでいる人には便利だったが、蔵書数のわりに種類が少ない。

委員:多摩地域全体の公共図書館でも本はだぶっているだろう。ニーズがあってよかったと思うが、きめ細かに館数を増やせばいいというのではなく、公民館に付設する図書館も転換期に来ているのではないか。蔵書の点では。

委員:「図書館の機能」のところに第四中学校地域に配置せずというのを、きちんと書いてくれているのはありがたい。泉町の子どもが図書館に行くときは、学校が終わって天気のいい宿題がない日で早く帰ってくる日でなくては行けない。家から近い文庫には毎回来ている。雨が降って行くところがないから図書館に行こうというのが普通なのに、泉町では反対で、図書館が遠いところにあるため特別なところになっている。昔の図書館ならそういうこともあるだろうが今の時代にはかわいそうかなと思う。子どもがもとまち図書館に行くのに片道25分くらいかかる。

会長:ぽかっと空いている。計画としては未完成。駅前分館ができたということは、これからもできる可能性があるということではないか。

委員:恋ヶ窪図書館が改築の問題もあるが、2〜3年前の1500uの西国分寺の図書館の計画がつぶれてしまったのが残念である。

会長:現状と課題については、他に意見があったら書面で提出をお願いしたい。二番目の議題に移る。子ども読書活動推進計画について、6月5日の懇談会で協議会のメンバーと担当で話し合いをした。それも含めて図書館の方で報告を。

事務局:報告と説明。子ども関係の施設への状況調査をしており、現在市役所関係各課へのアンケートの集計を行っている。資料の補足をすると、資料5の支援センターの本は、予算はないので寄贈本で対応している。読み聞かせは、支援センターの中のボランティアというのは読み聞かせの経験がある人が担当している。保育課は日常の業務の中で行っている。現在、個々の図書館でもう少し詳しく保育園の聞き取り調査を行っている。児童館のボランティアというのは市民のおはなしグループのことである。学童保育所は、夏休みにお昼寝の前などにやっている。本多・西恋ヶ窪学童は図書館職員が単発の「出前」を行っている。こども発達センターつくしんぼは、毎日通い親と子が別々に活動している通園教室と、親子一緒に通う親子の遊び教室がある。自由に見る時間というのは食後に自由に本を見たりする時間のこと。公民館の保育室は、保育士の資格を持った人が入っていて、並木だけは職員がやっている。内藤地域センターは、地域住民20名以内で構成されている図書運営委員が行っている。アンケート調査を元に、児童館・学童保育所・保育園・幼稚園は具体的に聞き取り調査を行った。また、地域家庭文庫やおはなしグループにも聞き取り調査を行った。すべての調査が終わったら報告する。小中学校には、アンケート調査の依頼を出している。それらをまとめて策定の参考にする。担当の中で家庭・地域・学校の役割について、文書化を始めている。

次に、資料はないが、6月29日に行った「学校と図書館連絡協議会」の報告をする。指導室が事務局で、七小の校長と各学校の司書教諭、真田館長と各図書館児童担当者が出席した。中学校1校と小学校2校ずつの5つのグループに分かれ、学校からの意見を聞いた。団体貸出では学級文庫への貸出と、先生に調べ学習の本を貸出す2つがあるが、本の運搬を図書館でしてもらえるといいという意見があった。学校全体で予算化して、交換便を使って本の運搬を行えばいいのではないかという意見も出た。破損・紛失の処理の問題については、図書館が負うということではないが、どこかで予算化の必要性がある。調べ学習については、司書を窓口にと図書館はお願いしているが、担任が直接行っている。中学校の図書館訪問は、学校はカリキュラムが決まっているため、学校の都合に日程を合わせてもらうとありがたい。調べ学習について、図書館からはいつ頃どんな本の予定があるかを知りたいということ、日光の移動教室など学校の方でも複本をもう少しそろえたらどうかという意見を出した。学校に貸出したあと、個人で図書館に調べに来ることもあるが、貸出した後で少なくなってしまう。読み聞かせについては、学校によるが、年に6回の読書週間に毎朝行っているところ、2週間に1回市民のおはなしグループが全学年行っているところ等がある。授業中に時間をとりにくいので20分休みに図書館から来てくれるといいという意見があった。図書館ではブックトークを中心におはなしの出前を行っている。また今年サマースクールを五小と八小で行い、恋ヶ窪図書館と光図書館で本の紹介や読み聞かせを行う。その他、学校図書室ボランティアが修理と整備を行っている学校がある。中学校は、各教科で図書室を利用しているが利用は多くない。部活があるので、図書館は各館7時まで開館してもらうといい。図書館としても中学生の利用拡大が課題である。学級文庫への貸出がどこの図書館でも多く、そのうえ読み聞かせをする母親が増え、読み聞かせをするにはどんな本がいいか聞かれるが、紹介したい本が貸出されてしまっていることが多い。小学校3年生の社会科見学ではその後の利用が多く、学校が終わるとカードを作りに来る。中学校の職場体験では1日中図書館で仕事をしてもらっている。地域の学校単位で図書館と話し合えると横の連絡ができていいのではないかという意見があった。図書館と学校の連携により子どもたちに豊かな読書環境を作るという意味では大切なことだと思う。

会長:素案の骨格ができたあと最終的には。

事務局:素案の骨格ができた段階で、協議会の委員に参加してもらい協議する。

会長:計画のポイントをどこに置いていくのか。多摩地区と23区の計画を読み始めているが、自治体によって力の入れ方が違う。立川市多摩市は具体的にここまでやりますと言っている。計画そのものの進行管理について、実行する過程を誰がチェックしていくのか、作りっぱなしでは計画のための計画になってしまう。

委員:おおざっぱなタイムスケジュールは。

事務局:現在アンケート実施している。今月中に聞き取り調査を終え、それをもとに何が課題かが見えてくると考える。8月は素案の作業、9月には関連団体との懇談会をもてたらよい。10月に関係各課との懇談、利用者懇談会を各館でやって説明をし、11月に運営協議会にはかり、パブリックコメントを実施。1月は運営協議会で最終案を承認していただき、2月に広報するというおおまかな予定で考えている。

委員:聞き取り調査をしていくのは、できた計画をこれですと出すのではなく、現状を見ながら作っていることが伝わりありがたいと思う。

委員:会長が、計画を作ってどう実施するのかと言われたが、素案を作って案を提出するところで、それで終わるような気がする。いろいろ調べ児童館などではどうすることが望ましいのかが出たとき、そこの担当部署がどう計画するのか、年次月次計画が必要であり、それを合わせないと文章だけで終わりそうである。

事務局:関係各課との検証が必要であると思っている。

委員:10月に関係団体と話し合うというのは具体案を持っての折衝なのか。各課と団体が具体的な取り組みのプランを持ってもらわなければならない。図書館の案を示して、先方でも協議が必要になる。11月の協議会の素案の検討は、文章なのか各課の素案なのかによって実現される度合いが違う。そうでないと来年度に向けて予算の検討ができない。

事務局:今やっているのは現状の認識、その中で課題が何なのか出てこないと議論までいけない。どういう具体的な提案をしていくのか、議論を待たないと今の段階では答えられない。

委員:議論して調査して実行するにはどうしたらいいか、年次計画をどうするか、進行管理をする担当者を置いていかないと計画のための計画になってしまう。

事務局:計画の中にそこのところを盛り込んで含めて計画を作って行ければいいと思う。

会長:このへんでいかがでしょうか。

委員:協議事項1に戻ってしまうが、職員体制のところで、障害者の雇用について理解して頂きたいと国障連の会長から依頼されている。前回は時間が無くてちょっとふれただけだが、皆さんに理解していただけたらいいなと思う。昨晩、乳ガンの女性がテレビで生きていることは奇跡だと言っていた。その通りだと思う。自分は今健常だが、明日は我が身だと思う。障害者に対するサービスは、雇用と結婚が一番難しいが、雇用は第1のサービスであると思う。障害者は国からの援助支援で生活しているが、自分は支援から脱出したいと常に思っている。そのことがきっかけで雇用者拡大に変わっていった。1人1人がタックスペアの可能性を期待している。 図書館で何らかのスタイルで雇用され、障害者サービスのリーダーシップをはかっていたけたらいいと思う。

会長:次に事務局から報告を。

事務局:配布した「図書館だより75号」にも掲載したが、インターネットパソコンが各館に一台ついて、7月1日から利用できるようになった。利用については、図書館で登録をしている利用者の方で、1回30分間の利用。各館の1日の利用の現状はあまり多くなく1〜3人。今まで公民館等に置いてあったが、図書館は初めてである。調査研究の一助とするということでお使い頂いている。8月1日にオンラインデータベースが入るが、駅前分館には辞書類がないということで、「読売新聞オンラインデータベース」と「ジャパンナレッジ」を導入する。

6月1日から、駅前分館にブックポストが設置され、貸出、返却、リクエストができるようになった。本多図書館で借りた本を駅前で返す方が多い。物流の面で多くなっている。リクエストした本を駅前で受け取りたいという利用が増えている。

7月1日付で職員の人事異動があり、もとまち図書館の職員と本多図書館の職員1人が交代した。

会長:ブックポストは分館の前だけか。

事務局:各図書館の建物についている。

会長:駅にはあるのか。

事務局:駅にはない。

委員:恋ヶ窪図書館の利用者懇談会で、西国分寺にブックポストがほしいという声があった。よろしくお願いします。

委員:本多で借りて駅前で返すのがありがたいという声があった。

会長:利便性がある。

事務局:利用者懇談会でも意見が出されたが、6月の中旬ぐらいから、各図書館にご意見

箱を設置した。図書館への意見としては、「市長への手紙」と「ご意見箱」とがある。

ご意見箱の意見には、現在半分くらい回答している。ご意見の回答のコーナーに貼

り付けて、見られるようにしてある。あと半分はこれから回答する。

委員:ご意見の中に、コピーの申込書について必要ないのではないかという意見があるが。

事務局:図書館と著作権者協会で話し合い、申込書に記入して申し込みをするというのが

申し合わせ事項になっている。

会長:著作権法との絡みがある。

委員:チェックを受けたときに、申込書がないのは厳しいのではないか。

会長:下駄履きでの来館者の歩く音が気になるというご意見があるが、下駄履きは板張りだから音がする。絨毯だといいのだろうがダニの問題がある。

事務局:子どもの鳴る靴もある。

委員:書架にある本をインターネットで予約できるようになるのはいつなのか。

事務局:今準備中である。

委員:本が汚い、落書きがしてあるというのは仕方のないことなのか。

事務局:どこの市でも悩んでいる問題である。

委員:図書館からの要望があってもいいのではないか。

事務局:前回の図書館だよりで、破られた本の写真を載せてお願いをしている。

委員:利用カードに開館時間が書いてあるが、古いままだと言われた。大変な事件だと言われた。

事務局:新しいものには電話番号が書いてある。違っているところにシールを貼るようにしているが、もれているものがある。

会長:図書館の見学について気づいたことがあったら感想を5分でお願いしたい。

委員:おはなし室のカーテンで仕切られている奥の本棚だが、地震のときに本が上に積んであるのは危ないので、本を棚の上に積むのはやめてほしい。

事務局:設計の時には閲覧室だった。

委員:新聞が置いてあるところについてだが、新聞を金具で止めて固定しているのは場所

をとる。狭いというのであれば、気分的に広くする意味でも並木図書館のようにで

きないか。

委員:建築基準法にかなっていないということだが、小学校の土地に建っているというこ

   とが、小学校の施設を作るときの法のルールに抵触するということなのか。

事務局:今ここを建てようとすると、現在の建築基準法ではここには建てられない。逆に

学校が不適格建築物になってしまう。

委員:学校の敷地にゆとりがない、スペースがこれ以上ないということか。

委員:昔は建築基準法が違った。今の法に合わないということ。

委員:閉架書庫がある図書館は、光・本多で、恋ヶ窪はあまりに狭く気の毒である。稲城市の図書館の閉架を見てきたが広かった。恋ヶ窪図書館は、紙芝居の置き方がアイウエオ順でよかった。古い本ならここにあるという良さがある。おはなし室が2階なのは、幼児があがっていくのが危ない。

事務局:子ども読書活動推進計画についての懇談会を、次回の協議会の前に行いたい。1

ヶ月後くらいはどうか。

会長:協議会は今年度あと3回なので、次は9月末か10月頃に行いたい。子ども読書活動推進計画のことある。次の協議会は、見学も兼ね10月4日(木)の午前に光図書館で。9時30分から見学でどうか。ほかに希望の図書館があるか。

委員:市内でなく別の図書館の見学はできないか。

委員:現状を見るには市内の図書館がよい。

委員:稲城市などみんなで見に行けたらいいと思った。

会長:来年度に予算を取って1回は必ず入れるということで今年度は市内で。子ども読書活動推進計画の懇談会は、8月30日(木)の10時から本多図書館で行う。本日はここまでとし、終わりにする。


国分寺市図書館運営協議会平成18年度第4回定例会要点記録

日 時:平成19年5月31日(木)午前10時から12時
場 所:本多公民館 会議室2

会長:本日は委員1名が欠席。「図書館雑誌」の記者が傍聴に参加し、会議風景の写真を撮りたいとの希望があるがいかがか。(全員了解)4月に人事異動があり、真田館長が着任されたのでご挨拶をいただきたい。
館長:4月に本多図書館館長に就任した真田です。前所属は職員課、その前が教育委員会庶務課、庶務課の前は図書館に長くいて4年ぶりに図書館に戻った。この4年間で本多の夜間開館、運営協議会の立ち上げ、駅前分館と図書館の様相も周りの環境も大分変わったと感じる。そういう中で、図書館がどういう方向に進んでいくべきか、運営協議会の中で議論していただき、市民へのサービスを確保していければと思っている。館長として協議会に相談しかつご指導をいただきながら、図書館運営が少しでも市民の役に立つよう努力をしていきたいと考えている。
会長:副会長より「教育フォーラム」の記録を配りたいそうだがよろしいか。(異議なし)
事務局:配布資料の説明。

会長:第3回運営協議会要点記録は修正・訂正を要するようであれば、事務局に伝えてください。本日は、前回に引き続き
国分寺市立図書館の現状と課題に関する議論を行う。二つ目は、昨年度と今年度の図書館事業に関わる報告がある。三つ目は、子ども読書活動推進計画(以下推進計画という)の報告を事務局からしていただく。はじめに、国分寺市立図書館の現状と課題について、前回に引き続き図書館サービスの現状について報告していただき、私たちの認識を深めていきたい。利用者サービスに関して、対象者別サービスを中心に、児童・障害者・多文化サービスについて議論をしていきたい。
事務局:「国分寺市立図書館の現状と課題 No.2」について資料に沿って説明。
会長:対象者別サービスと利用条件の面で、事務局から課題の整理も含め報告された。一つ目に児童サービス、二つ目に障害者や多文化サービスなど図書館利用上の障害を持っている人たちの問題、それから利用条件と、大きく3つに区分する。まず、児童サービスについて日頃感じていることを含め意見・質問をいただきたい。
委員:お話しグループによる学校等でのお話しの出前の際に、本を置いておくバックアップをしていただき大変助かっている。児童文学講座が年3回もとまち図書館で実施されているが、「語り」の講座ができれば子どもたちにお話しを聞かせることができると思っていたら講座が開かれた。すごく良い講座で実り多かったが、1回では不十分である。毎年講座を組むことで語り手が増えていくと思う。続けてほしい。

会長:国分寺市では、図書館以外で朗読やお話しなど公民館等で講座をしていないのか。
委員:有名な絵本作家などの講演会はある。10年前は、おはなしグループが学校に入ることができなかったが、今は学校の方からお母さんたちに「読みきかせは学校でどうぞ」と手を広げてくれている。お母さんたちは、どんな本を読んだらいいか右往左往しているところがある。どういうふうに本を持ち、どんな本を読んだらいいのかというような講座も必要である。一歩踏み込んで、語り手を育てるということも長い目でみていただきたい。講座に20人が参加しても残るのは2〜3人なので、定期的に開催し、図書館が育てるという立場に立っていただきたい。
副会長:もとまち図書館と協働という形で、学校の授業時間に図書館がブックトークと本の紹介をし、文庫が読みきかせや絵本を読んでいる。並木図書館でも、地域の子どもたちに読みきかせをしているグループの方が望んでいたところ、それが実現し市民の方がとても喜んでいた。図書館と市民グループがタイアップすることにより、市民は学校に入ることが気持の上で楽になり、先生方も図書館が入ることにより安心して受けてくれる。図書館も行事としてぜひ進めていただきたい。かつて公民館でもお話しの講座を開催しており、昨年度は本多公民館で子どもたちへの読書に関する講座を開催した。図書館と公民館がタイアップして開催してくれると一番いい。
会長:「推進計画」と絡めながら子どもたちの読書条件とか環境をどう整えていくか、その担い手をどう育てていくかが大きな課題になっていくと思うが。
副会長:6小に図書館職員が市民グループと一緒に出向いてのブックトークがとても良かったとのことだが、感想を一言聞きたい。
事務局:昨年の7月から並木図書館で関わっている。長く活動しているお話しグループがあり、以前より6小から要請を受けお話しや読みきかせをしているが、回数が多くなりグループだけで応えることが難しくなってきたこと、折角地域に図書館があるので、図書館も学校に出向いてほしいとのお話だった。図書館では、できる限り学校へ出向くことが大切であると考えており、できることは何かと考えブックトークとなった。お話しグループのお話しに感動し緊張もほぐれたなかブックトークができたこと、3クラスの子どもたちそれぞれ反応が違う楽しみもあり良かった。読んだ本を図書館に飾ったら、早速子どもたちが借りに来た。図書館だけでは限界があるので、おはなしグループと協力することは、長い目でみていいことだと思う。
会長:国分寺は地域ごとに図書館があるので、地域の小学校数校を担当しながら近い距離で協力し合えるといういい面がある。

委員:「推進計画」はこの協議会で検討する問題かどうかわからないが、市にいろいろお願いをすると、「推進計画」が決まり盛り込まれたら予算がつきますという答えが返ってくる。市民に対して一緒に考えましょうという呼びかけがまだない中、不安な気持ちである。小学校の調べ学習は大事なことだと思うが、司書一人で2、3校を掛け持ちしている。学校図書室に教科書が置いてないので、調べ学習でなにがあるのか調べようがない。国分寺市で使っている教科書を調べ、資料を揃えなければならない。学校図書室に教科書を置き司書が仕事のできるような環境を整えてほしい。
会長:「推進計画」の進め方に関わる話題になると思うが、教科書を公共図書館ではどう扱っているのか。
事務局:国分寺市の採択分の教科書は恋ヶ窪図書館で地域資料として開架に出している。指導室から届く教科書のうち一セットを恋ヶ窪図書館で登録して利用できるようにしてある。もう一セットは本多図書館の閉架書架に保存用として置いている。

会長:国分寺市の小・中学校では、学校司書はどういう配置か。
事務局:小・中学校全15校で7名の嘱託司書がおり、小学校で週2日、中学校では週1日勤務している。勤務時間は5時間。
委員:嘱託司書1人で小学校を1校と中学校2校を受け持っている人もいて、随分混乱しているようだ。司書の研修もないし、顔合わせもない。昨年2回、学校と市立図書館連絡協議会があったが、その会に司書が出た学校と図書室の担当教諭が出て司書は出ていない学校があり、7名の司書が相談できるような場ではないようだ。
会長:学校と図書館の連携・協力関係については、この協議会で取り上げなければいけないと思う。児童サービスについては、本の選書に労力をかけ、リストを作成するなど随分丁寧にしているようだが。
事務局:市内の図書館5館に各館児童担当が2人いる。選書の際、多いときは5〜60冊の本を事前に全部読めるかというと実際は大変である。その本の評価(レビュー)を書いている。絵本・幼年童話・長編と分け、そのつど読むものを決め、各館に振り分け担当者がローテーションできちんと読んで評価をしている。職員が本を選定する力を付けるともに、リクエストを受けた時などはその本の評価は参考になる。
会長:東村山市では、ブックリストを文庫など子どもの本に関心のある市民団体と協力してつくるという伝統を作った。そのあたりはどうか。

事務局:国分寺市ではリストづくりは職員が進めており、お話しグループの方たちとはまだしていない。協働という点からいえば、今後その一つと考えられる。
委員:「見計らい選書」がよく分からない。書店が売り込みに持ってくる本ということか。

事務局:契約している本屋が取次店から本を持ってくる。図書館が、こういった分野の本を持ってきてほしいという希望をだし、それを元に選書する。
委員:新刊本が出たら全部自動的に届くのか。取次店が売りたいと思う本がくるのか。
事務局:ある企画をもって売り込もうという本ではなく、基本的にはその前1週間の間に出版された本を「新刊見計らい」というかたちでチェックすることである。最初から図書館向きではない本はコード設定で切り、残りの本は基本的には全部持ってきてもらっている。企画本には縛られないようにしている。最初から購入しないであろう本を絞っておかないと、返品率が高くなってしまう。

委員:今、出版情報は簡単かつ詳細に手に入る。それをベースにこの本を持ってきてほしいという方法ではないのか。事務局:出版後にこの本をと個別指定すると、購入を前提とした議論になってしまう。また、出版後だと選書のスピードが遅くなる。出版される前に、コード上で図書館向きでない本を除き、1点ずつ見本として持ってきてもらっている。返品を条件とした上で、リストでなく現物を見て選んでいる。
委員:これは子どもの本だけでなく、全体でそういう方法をとっているのか。

事務局:基本的にはそうだが、現在年間8万点近くが出版されているため、中身を読んで選書できるのは児童書になる。一般書は大量のため、購入することが多い新書・小説類は「見計らい選書」をすることによって早めに入手している。委員:本を買うときにリクエストはどの程度反映されるのか。
事務局:リクエストが出された本は、市内で所蔵していなければ選定会議に持ち寄る。すでに出版されている本であれば、大抵見計らいできているので、レビューを見て購入するかどうか決める。レビューでの評価により、都立・他市図書館から借用するものもあるが、それ以外の新刊書は購入するようにしている。
委員:それはリクエストのあった図書館で購入するのか。

事務局:基本的にはリクエストのあった図書館で購入するが、その本の関連本を多く所蔵している図書館で所蔵した方が利用されると判断すれば、リクエストのあった図書館以外で購入する。
委員:いろいろな事業をたくさん実施しているが、その中でおはなし会が一番児童に大きな影響を与えると思う。おはなし会をどう充実させていくかが重要な問題になるのではないか。ボランティアと職員の連携で、モデルになるおはなし会をつくってはどうか。公民館も一緒になって市民グループ・図書館・学校との連携をしていければいいと思う。会長:もとまち図書館ではどうか。

事務局:第1小学校の3、4年生の先生と相談し、もとまちの児童担当の職員がブックトークを支援している。
委員:学級文庫の貸出は、一年生用のセットがあるが、他学年についてはどうか。以前はお母さんたちが借りに来ていたが、今も同じ方法か。その場合、職員のアドバイスがあるのか。
事務局:お母さん方も図書館を利用されている方が多く、本を選ぶことが以前よりもスムーズになっている。相談があればできる範囲でお答えしている。
委員:折角借りても、子どもの側から見ると「余り…」という本があった。ブックリスト等をつくり置いておくのもいいのではないかと思う。
事務局:初めてお子さんを持った方や、普段図書館を利用していない方が役員になって来館した時に、どうしていいか分からないという場合もあるが、以前よりは少なくなりスムーズに本を選んでいる。子どもたちに人気のある本は、学校でも図書館でも同じ。予算が決まっており、団体貸出用の本があるわけではないので、子どもたちにとって100%満足いく本の構成になっていないかもしれない。
委員:親が読ませたい本と子どもが読みたい本とは違うのかもしれない。
事務局:少し難しいかなという本を選んでいくことも確かにある。団体貸出用の本がもう少しあるといいと思う。
委員:「推進計画」との関連で、図書館が支援をしながら、学校図書室のデータベース化を進め、相互に利用しあうことが求められる。日野市では、図書館の資料を配送してほしいという希望があり、今年度からスタートし学校にも配送するようになった。そういったことも今後視野に入れる必要があると思う。
館長:国分寺市においても、今年度学校図書館のデータベース化とシステム化の予算が組まれている。担当は指導室で、小中学校全校のデータベース化を一気に行うということで打ち合わせをしている。図書館はノウハウを持っているので、提供したいと思っている。今後システムの検討になる時に、先ほどの搬送の問題とか新規に本を購入する時どういうルートで買えばいいか等が大きな課題になってくると思う。
会長:障害者、高齢者の分野でご意見をお願いしたい。

委員:図書館に対する考え方としては、一つは、国分寺跡という歴史的な文化遺産を持っているまちであること。二つ目は、図書館は書籍・情報を中心とした人と人とのネットワークがセットになって、本来の図書館の付加価値が生まれるということ。三つ目は、ハードとソフトの面から、バリアフリーあるいはユニバーサルを目指すということ。国障連からの希望は、1点は、障害者センターの中に、「サテライト図書コーナー」を設けてほしい。各図書館にコーナーを設けてもなかなか利用しにくい。書籍あるいは情報と、それを利用する人と人とのネットワークがワンセットであると考えると、障害者センターに置くのがベストだと思う。2点目は、障害者の雇用を考えてほしい。障害者のアンケート統計調査の報告書が市からでているが、回答者のうち身障者1,727名、知的障害者271名、精神障害者268名、難病の会が616名で、合計で2,882名になる。障害者は全国平均で人口の5%といわれるが、市の人口12万人とすると約6千人になる。昨年度の実績の中に障害者サービスがあり努力されていると評価したい。今後も少しずつでも充実させる方向で努力してほしい。難病者の場合は病状が変化するが、その他の3障害は症状が割と安定している。また、難病者は自分の病気にたどり着くまで2、3年かかる人もいる。そういう意味で病気に関する情報・先端的な情報が必要だが、これに関するサービスの提供は困難を伴う。闘病体験が随分役立つのではないかと思う。障害者が自立する方法や未来という視点から考えると、雇用・就業問題が一番の難関だし、結婚・老後の問題等ときりがない。自立支援という点から、市の障害者向けサービスの情報を身近なところで利用できること、国内各地で提供している情報・行政サービスの事例、民間がNPO等の企画へ支援金を出しているリスト等の情報、あるいは、すでに自立しているという事例集等が不足していると思う。
会長:情報提供の考えをまとめて図書館へ提供していただき、また後で議論をしていきたいと思う。
委員:障害者サービスの対面朗読の実績だが、全て要望に応えられている状況か。
事務局:希望が出された時に時間割に入れ、本を用意しボランティアを確保している。資料4−2の対面朗読時間の数字は、昨年度の利用実績数になる。3館に対面朗読専用室があるので、実際は多少余裕がある状況である。
委員:市庁舎がバリアフリーではない。図書館の障害者トイレでは、光図書館以外は段差がある。スペース的にもトイレの中で車イスを十分操作できないようである。
館長:壁を壊して広げることは無理だが、段差の問題は解消するよう対応していきたい。
事務局:「図書館利用者懇談会」「平成18年度図書館事業利用実績報告」「平成19年度図書館事業計画」について資料に沿って説明。
副会長:もとまち図書館の利用者懇談会に参加した。参加者から、協議会委員は市民が利用者懇談会に参加するようにどれだけ働きかけたのかという指摘があった。利用者懇談会の日程がもう少し早くわかり、委員が把握していることが必要だと思う。
会長:参加人数があまりにも少ないということと、必ず協議会の前に開かなければいけないのかどうかということがある。

館長:そのことについて委員の意見を伺いたい。今までのように協議会の前に必ず利用者懇談会を開催するとなると、どうしても協議会の日程に合わさなければならず、周知期間が非常に短くなる。5回予定している協議会の前に、毎回利用者懇談会を開催しなければいけないのかどうか、委員のご意見を伺いたい。
委員:二年目で徐々に浸透していくだろうから、辛抱強く訴えることが必要だと思うが、5回開催しなくてもいいのではないか。せめて学期に1回くらいでいいと思う。以前、利用者懇談会の開催日程を決めた時点で、協議会委員の通知に入れてほしいと話をしたが、利用者懇談会の開催を委員が知らないことのないようにすれば、知人・友人へお誘いできる。また、周知用のチラシは1館のみ大きく書いたチラシだけでなく、5館とも大きく書いたチラシが必要。今回、恋ヶ窪図書館利用者懇談会を知人・友人にお知らせしたら、開催を知らない様子だった。特に小学生を育てている30代の若いお母さん方に上手に訴えかけていないようだ。泉町に住んでいる方は、恋ヶ窪だけでなくもとまちや本多も利用しているので、いろいろな形でアプローチがあってもいいのではないか。いずみホールでの利用者懇談会では、図書館がほしいという要望ばかりがたくさん出て、恋ヶ窪についての意見が少なかった。
会長:周知・PRの仕方を工夫していただかないと、なかなか浸透しないのではないか。
委員:3回ほど連続で参加したが、いつも同じことばかり言ってもしかたないので、今回は参加しなかった。2、3ヶ月ではアイデアが次々に出てくる訳ではないので、むしろ新しい人に参加して貰った方がいい。日頃カウンターで利用者と接している職員が、声かけをしてほしい。

副会長:協議会は年間5回開催されるので、各館1回ずつでいいと思う。
会長:事務局の方でも回数、PRの問題等考えていただきたい。
委員:所蔵冊数に関してだが、上限を決めているのか。

事務局:書架が限られており現在満杯の状況である。蔵書を増やしたいと考えているが、スペースがないため、新規に購入すればその分除籍しなければならない。図書館の課題として考えていく必要があると思っている。
委員:図書館費の総額と1〜19の合計が違っているが、その差額はなにか。
事務局:人件費になる。
委員:図書館は人件費がかなり占めている。13の新刊図書マーク費というのはなにか。
事務局:国分寺市は、図書データとして大阪屋が作成している「大阪屋マーク」を出版点数分購入しているが、それを委託料として計上している。週2回メールで受け取り、図書館のサーバに蓄積している。
館長:完成されたマークを買うのではなく、素材としてあればいいという考えである。必要なデータについては、職員が付加して十分なマークにして対応している。素材であればできるだけ安いものをと考えた。
委員:図書費の2900万円は購入冊数からみて少ないと思う。
館長:本の単価も低いが、図書費を効率的に使用しようと考えている。
委員:システムを検討するということだが、1年で可能か。

館長:5年リースで運用しているが、その間もシステムのバージョンアップはしている。前回のシステム更新で2年近くかけて検討したものが、改善したいところをまとめていく過程で生かせる内容が残っており、今回は短時間でできると思う。
会長:次に「推進計画」について説明をお願いする。
館長:今までも協議会で「推進計画」について話され、図書館でも昨年から検討してきたが、具体的なかたちでは進んでいない。今年度「推進計画」をつくりあげ、その計画に沿って実施していきたい。すでに児童担当者にはとりまとめを指示しているが、短期間で策定しなければならないので、文庫活動等されている市民の意見を十分取り込みたいと考えている。また、この協議会の中でも議論をお願いし、「推進計画」の中に多くの意見・アイデアを盛り込んでいきたい。ただ、協議会でも議論していただかなければならないテーマがたくさんあるので、全ての時間を「推進計画」に割く訳にはいかないが、できるだけご意見をいただきたい。
会長:今年度中に策定ということで、定例の協議会の中でも話し合いの時間を設けたいが、定例会以外に「懇談会」を設けるのも一つのアイデアだと思う。大きな素案から詳しいものまで、それぞれの段階で出てくるだろうが、そういうものを俎上に乗せながら検討ということになる。議論の仕方の問題で要望があれば出していただきたい。
委員:この協議会で話すだけでなく、事務局から文書をもらい、協議会からも事務局へ文書で出せたらと思う。本来の議題自体でも時間が足りないので、文書でやり取りする方法を「推進計画」以外でもしていただきたい。定例会以外の懇談会にも参加したいので、そういう機会をつくっていただきたい。
副会長:素案ができてしまうと、それに対しての意見を聞きにくいので、粗々の素案段階で意見を出せるような懇談会であれば参加したい。
委員:委員が顔を合わせて他市の計画を読み合ったり、情報や意見を交換しあったりしながら、総合的に国分寺市の「推進計画」の素案を検討するような懇談会を開いていただきたい。協議会としての意見を持てたらいいと思う。
館長:いろいろご意見をありがとうございます。図書館だけで「推進計画」をつくるものではないと思っている。また「推進計画」がないと出来ないということではなく、策定の途上であってもいいアイデアがあれば実施に移していきたいと考えている。案がある程度固まってしまうとなかなか手が付けられないので、粗々の段階で皆さんのご意見をいただきながらつくっていきたい。現在、資料の収集等を行い、各市の「推進計画」はほぼ揃えてあるので、要望があればすぐに提供する。

委員:国分寺市役所の耐震調査の結果について報道されていたが、どうなっているのか。
事務局:耐震調査の結果、老朽化しており相当な補強が必要と診断された。現庁舎の耐震補強をすることは、金額がかかることや事務スペースが制約される等厳しい状況でできない。駐車場スペースに、3階建てのプレハブを建てて市民のみなさんが来庁される部署を移すことを考えている。市役所内部に本部を設け検討を進めていくことになる。
会長:次回以降、地区館を回りながら、協議会を開催していくのがいいのではないだろうか。次回は7月19日(木)の午前10時から、閉架書庫のある光図書館でどうか。
事務局:会場は光図書館を第一候補とし、会場の確保ができなければ他の館にさせていただきたい。決まり次第連絡をする。「推進計画」に関わる懇談会はなるべく早めに開催したいので、6月5日(火)午後2時から本多公民館会議室で行うこととする。要点記録については、特に何もなければ確定ということにさせていただきたい。
館長:次回は、協議会の前に利用者懇談会を開催しないということで進めさせていただく。協議会の要点記録を図書館のホームページで公開することでよろしいか。(異議なし)利用者懇談会で出していただいた意見にも答えていきたいと考えている。

会長:本日はここまでとし、終わりにする。

国分寺市図書館運営協議会平成18年度第3回定例会要点記録

日 時:平成19年2月15日(木)午前10時から12時
場 所:本多公民館 会議室2

会長:委員は全員出席、図書館長は緊急の会議で欠席、傍聴1名(途中より1名 計2名)。今日の協議事項は3つ。運営協議会の運営方法と方向性について、事前に意見を頂いているもの。2つ目は国分寺市の図書館の現状について報告してもらう。3回目なので方向性の話ばかりではなく内容について話をしたい。3つ目は事務局から、大きな変動である駅前分館の経緯の説明を。

1. 国分寺市立図書館運営協議会の運営方法について
会長:事前に議題の整理と提案について、委員から意見を収集し事務局でまとめた。教育委員会からの諮問に対し、今後の協議の見取り図のようなものを作り、事前に委員に送ったが、抜けているところもある。答申作成の際に反映していけたらいいのではないかと考える。高齢者、ボランティアなどの意見も出て自分が気づかなかったこともある。年度内は今日が最後で、次年度は5回予定されている。限られた時間ですべての項目を検討することはできないので、各意見を念頭におきながら重点的な課題、重要・基本的な課題を解決していきたい。もうひとつ、図書館の機能について共通認識を持ち、図書館の役割について何を期待するのか、具体的な図書館の現状を議論し、どうあるべきか考えていきたい。文部科学省から出ている「これからの図書館像」や日本図書館協会が出した「公立図書館の任務と目標」、これは公共図書館のあり方についての提案で、世界でもどういうサービスが行われているかなどがまとめられているので参考にしたい。見学・視察については、市内5つの図書館をまず見る。市外については、交通費等を事務局と相談しながら、モデルになるようなサービス活動をしているところに行けるとよい。連絡・文章については、メールをしている方はよいが、そうでないと無理。方法としては、次回の協議会で行うことを事前に委員に渡し、限られた時間の中で意見を共有し交換し合う方法を考えてみたい。
委員:会合ごとに、次回はこのテーマで検討しようと決めて行っていくしかないのでは。
会長:提案の「2(1)国分寺市立図書館の現状と課題について」で、5つぐらいの大きなテーマで検討をしていきたい。単に現状報告だけでなく、現状はこうでここが課題になっているという提案のしかたをしてもらい、意見を出し合い提案を議論したい。再来年の8月の任期までに答申の形を作れればいいのではないかと考えている。   
委員:定例会ごとにいくつかの議題を設定し、事務局でまとめてもらうのが手がかりになる。各委員の意見は自分が考えたこととずいぶん視点が違う。課題を、中・長期の課題と当面の課題とに整理し、選別してどれから取り組むか決めて検討していければよい。
委員:たくさん課題があるので、この中で共通するものをみつけ、優先順位をつけて段階ごとに解決していくのがいい。その中の2つ3つを1回でやっていく。焦点の絞り方もたくさんあると思うが。
委員:利用者懇談会については、今日はどうするか。今の旬の意見としてせっかくだから取り上げていっては。
委員:答申を出すのは来年、そして教育委員会がどう受け止めるのか。すぐに解決できそうなものはそれまで待つのか。ここの意見がどこかで反映されないのか。
会長:図書館から、今解決しなければならないことは常に出てくる。駅前分館もできた。予算をつけなければならない類のもの、仕分けは図書館と会長・副会長の間で議題を整理しながらしていく。
委員:整理して優先順位をつけて、中・長期的なものでもこのあたりまではすぐできるということがあればやっていく。
委員:利用者サービス、目に見えるものと目に見えないもの、やらなくてはいけないことがたくさんある。司書の講習でも「サービス」という科目が増えている。公共図書館というのは「サービス」の図書館である。
委員:当面の課題や中・長期の理想的目標と、当面今は無理だが2〜3年後という課題があると思う。当面困っていることは事務局からだしてもらい、違う視点からどうしたらいいのかを検討する方法もある。
委員:小平かどこかの図書館で「命」のテーマで図書館のキーワードを作り、事業とかサービスとかに独自のものを取り入れているという話がとても印象的だった。つまり、市民・地域の目で見て、長期的には拙速だと思われても、自分たちの目線で今年はこういうことをやりたいというメッセージをひとつしていく。開催回数も限られているので、今回はこういうテーマで検討するというのは一定の成果と結論が得られると思うが、例えば環境・市の歴史的文化的視点・社会不安などの視点から、即成果は出ないかもしれないが一歩踏み入れた検討をすることはどうだろうか。
会長:展望・意見を踏まえながら次回も含めたテーマの設定を、中・長期的なものと臨機応変なものと進めていく。ここでの議論は、教育委員会からの諮問に対する中・長期を念頭におきながら進めていきたい。
委員:市民が求めているものは日常的具体的なもので、図書館としてあるべきものとはずれがあるが、市民が求めているものがはっきりし話の焦点ができたらいいと思う。

2.国分寺市立図書館の現状と課題について
事務局:「国分寺市立図書館の現状と課題について No.1」の説明
会長:課題が明確に出され、空白地域が市内にある、選書資料収集の限界、レファレンス、対応の不十分さなどを職員自身も感じているということが出てきた。昭和47年の図書館計画が現在のベースになっている。高齢者の増加など、30年前の状況とは明らかに変化している。昭和47年の計画を見直す新しいビジョンをどう考えるか。
委員:行政資料の公開はそもそも図書館の役目か。
委員:日野市市政図書室は、1977年から地域資料と行政資料を提供する役割を担っている。当時の図書館は郷土資料に偏りがちだったが、行政資料という現在の資料の提供も重要な機能と考え、日野市と近隣住民のために作られた。
委員:行政のメカニズムのひとつとして、行政資料の提供を図書館が担えということなのか。行政が本来やるべきことであり、市役所の専門の部門があるのでは。
委員:トータルな形で見やすく組織立って提供できるノウハウをもった図書館が行ったほうがいい、重要な機能である。
委員:障害者のデータを調べるとき、国分寺にどのくらいいるのか、公開されているのかどこかに隠れているのか。国分寺のことと多摩地域のことがまとめてあるとわかりやすい。地域の情報の一つとして市の情報が整理されていればありがたい。   
会長:法律上から言うと地方行政資料は図書館法9条で公の出版物、政府の出版物は印刷局から県立図書館に2部提供しなければならない。文部科学省の図書館は国立国会図書館の支部図書館として位置づけられ、司法・立法に関わる情報を国民に公開するという理念を持っている。機能的にいうと、図書館は行政資料の公開を行う一つの窓口で、法律的にも歴史的にも確認されて来ている。現実に市の自治体のレベルでも、行政地域資料をきちんと提供するのが一つの課題である。
委員:市政に関心のあるグループを育てたいという主旨にも沿うのでは。
事務局:情報公開の流れは、図書館の資料提供とは別の議論になる。国分寺市も市政の情報公開室であるオープナーで、情報公開条例の中で市役所としての役割を担っている。オープナーは市政の情報に限る資料があり、土・日曜日には開いていない。図書館は地域のことを総合的に調べられる資料を収集しており、市民活動の資料と一体におけるのは図書館である。
委員:PTAの視点からいうと、小学生の親は子どもの活字離れに危機感を持っている。教育の読書分科会で7割の学校で活字離れがあると聞いた。学校の「図書の時間」を見学に行ったら漫画を読んでいる子どもがいる。そういう子どもが大人になって30年、40年先を考えると図書館に来る人が減ってくる可能性がある。何をすればいいかはわからないが、そういうことも課題の中に入れてほしい。
委員:高齢者の来館が目立つのは日野市も同じ。これから団塊の世代が増えるとさらに多くなるだろう。国分寺市の図書館を見ると1000u以下の同じような規模であり、そのあたりをどうしていくか。さらに図書館計画と違った要素があることは大きな課題である。館内にいていろいろなことをされる方は多くなり、登録率以上に増えていると思う。利用が増えているのに未整備の問題があり、分館で対応するのか、規模を大きくしていくのか、そのあたりの課題を説明して頂きたい。
委員:小中学生の話が出たが、もっと問題は深刻で、小学生が言葉を持たないと言うことが話題になっている。子育て支援課長から聞いた話では、小学生以前のお母さんたちにこそ話を訴えたいと言っていた。茅野市ではブックスタートを子育て支援課と図書館だけでなく保健課と一体化して行っている。そういう視点を、図書館だけではなく、こういう会議で問題を認識して小学校の読書を考えていきたい。
委員:教育フォーラムでの話では、国分寺市の学校図書館は未整理だったが、資料が探せるようになり教師から喜ばれたとか、中学校は図書室に鍵がかかっているなど聞く。司書1人が3校をかけ持ちしており、図書室を子どもたちが利用しにくいということをどうにかしなければならない。図書室の本が順番にきちんと整理されて置いてある上での読み聞かせ・調べ学習だと思う。大人の問題と子どもの問題と分けたらどうかという意見もあり、ピンと来ない人も委員の中にはいると思うが、進め方をどうしたらいいか。
委員:子どもたちの読書活動、親との問題、考えなければいけないがなかなか難しい。
委員:裾野を広く議論していても、絞り込まないと実際は進まないと危惧する。会長が作ったとても多い課題について、中・長期的といってもあまりに広い。すべてを議論するのではなく絞っていかないといけない。
委員:この協議会では公立図書館について考えるところなので、公立図書館が学校図書館と連携していくこと

が大事だという視点をどこかにはめ込んで頂きたい。
委員:様々な課題をどう検討していくか。思い切って一点集中で進めるか。例えば子どもの問題を最初に取り上げようという話であればそれはそれでいい。市民がここに参加しまちづくりに参加しているという意識が、一歩一歩積み重なっていくというのが優先と考える。
会長:全体を整理するのは難しい。図書館の業務をしながら感じていること、子どもの読書環境をどうするかとういところに公共図書館としてどう関わっていくかという観点が大事だと思う。全体の計画は、教育委員会が責任を持って図書館とどういう関わり方をするのかという絞り込みになっていく。問題はもうひとつあり、きちんとやろうとしていく基礎体力の問題、きちんと支えていく運営体制の問題、課題をまず洗い出していくことをやってみて重点の置き方、改めてこういうことがあるのかということを出しあうことを1.2回やってみて絞り込んでいくということにする。
委員:多くの人に図書館はこんなにいいものだというのがまだ知れ渡っていない。レファレンスとは何かということは20年も前から同じことを聞く。子どものおはなし会もそうだが、テーマ別の本のリストがあったり、お店みたいに本を広げておけたりするといい。大人向けでは健康の本とか体系的にわかる方法とか、題名だけでなくグループ別にわかる方法とかあればいい。多くの人に接触してもらうことで、目的もなく来てもこんなにあるということを知ってほしい。図書館で本を読む、調べるという使い方をする人もいる。お金をかけずにする方法があるかもしれない。視点を変えるということもある。
委員:行政資料も電子化したほうがいいようにも思う。
事務局:「図書館利用者懇談会のまとめ」の報告。
   「おはなしグループによる小・中学校への「おはなしの出前」実施状況」の説明。

3.本多図書館駅前分館の説明(事務局より)
    11月22日付で、市長より教育委員会に「旧UFJ銀行の活用の充実について」検討の依頼があった。このビルは、現在2階部分が再開発事務所になっている。    1階は、農協が月火木金の4日間産直野菜の販売をしており、奥のホールで東京経済大学のイベントを行っている。市政情報の提供を中心とした新しい形の図書館をイメージしているということであった。11月24日に教育委員会で継続審議になったが、12月5日図書館条例の改正が議員提案という形で出され、全員賛成で可決した。市の大きな方針である。当初は4月以降の開館ということであったが、2月20日に開館することになり、1月中に工事し2月に本の搬入をした。前回(11月16日)の運営協議会直後のことであったため、各委員の方になにも報告をしないままになってしまい申し訳ありません。建物1階ホールの一部を囲い、図書館部分は約80uで、本を3000冊配架する予定。市政情報の提供という市長からの提案を受け、行政資料、市政を知るための資料、市民の方の発行した資料などを選書している。その他、都の行政資料や官報などを集め、歴史的な郷土資料も少し配架する。図書館システムは4月以降に導入する予定であり、行政資料の貸出しもできるようにする。複写サービスも4月以降になる。市民の方の希望に図書館としても応えていけるように整備していきたい。将来、再開発ビルの中に図書館が入ることができることになるため、図書館にとっては喜ばしいと考えている。議会の中で、西国分寺駅周辺にも図書館を整備するという方針が出ている。
委員:こういう大事なことをどうして図書館協議会が臨時協議会を開いて議論しないのかと市民の会の中でしかられた。
会長:職員配置は。
事務局:3月末までは、臨時職員と本多図書館を中心に全館のバックアップ体制で開館を維持する。4月以降は、嘱託か正職員かは決まっていないが配置される予定。
委員:今まで無かった分館が位置づけられたので期待する。うまく機能するといいと思う。そのために予算をつけてくれるといい。
委員:議会で西国分寺にも図書館をつくるということが出たと聞くので、期待している。
会長:今回の分館の設置を積極的に受け止めて、新しい図書館はもうできないと言われていたことができるようになったということで評価したい。館長から「作業途中ですが見ていただくことが可能です」と言われたので、この後、駅前図書館の見学ができることになっている。
事務局:要点記録を確認して頂き、よければ、公開して図書館に置きたい。
会長:第1回・第2回について無ければ了承ということでよろしいですね。次回の日程は、連休明けぐらいに調整をお願いしたい。
委員:利用者懇談会のお知らせは急すぎた。カウンターで声を出して渡していかないと1人2人になってしまう。送ってくれる書類の中に懇談会のプリントが入っていれば、皆に声をかけられるのでそういう努力をして頂きたい。
委員:火・金は都合が悪い。
会長:木がよい。
事務局:17日・24日・31日のうち、24日は教育委員会なので、17日と31日を候補とし、午前中で会場等を調整し、ご連絡する。この間、事前に利用者懇談会を行ってきたが、次年度は5回になり多い。利用者懇談会についても運営協議会で検討していただきたいと考えている。
委員:各館年1回ぐらいになるのかと思っていた。図書館は何ヶ月かごとに利用の中身が変わっていくことはないように思う。運営協議会が市に一つ発足したことについて各地域の利用者の声を反映していくということであったが、懇談会で出た意見をどう活用するのかが大事だ。
委員:何回も開くより、大勢の方に来て頂いた方がよい。
委員:利用者懇談会で出た意見をどう活用するのか。今日はこれについては何もなかったがこのまま5月になってしまうのが残念である。
会長:本日はここまでとし、終わりにする。


国分寺市図書館運営協議会平成18年度第2回定例会要点記録

日 時:平成18年11月16日(木)午前10時から12時
場 所:本多公民館 会議室2

1.国分寺市図書館運営協議会の運営方法について
会長:議題は、会の運営方法についてと、事務局から平成18年度の図書館活動と19年度図書館予算についての説明がある。委員の名前を市の広報に載せるかどうか確認する。
事務局:「図書館だより」に載せる。委員の住所と電話番号は非公開とする。名前、選出区分、所属団体のみ広報する。
会長:了承。議事録は、要点記録とするか全文記録とするか。公開の方法は、「図書館だより」に掲載するか。小金井市は合意をとってホームページ上に載せている。
委員:日野市は要点記録だった。ホームページ上には公開していない。
委員:要点記録にし、市民が見られるように公開してほしい。ホームページや「図書館だより」には載せなくてよい。公開前に委員に事前に回してもらいたい。
委員:図書館運営協議会を市民に理解してもらい、意見を吸い上げることを考え、伝わりやすい方法がよい。ホームページを開けば様子がわかるようにしてほしい。
会長:会の記録としては情報公開の対象となる公の議事録と、市民へのお知らせとしてのものとある。
副会長:公民館運営審議会は市民が読みやすい、会の雰囲気がわかるようなものを出しているが、そういう形のものは別の問題か。
会長:都立図書館でも、協議会について積極的に知らせるものを広報に載せている。
委員:市民の立場では簡潔な方がいい。
会長:公開請求があったときに出すのか、それとも図書館に置かれるのか。
事務局:公開請求があった時は要点記録を見せる。ホームページに載せるかどうかは技術的な面もあるので、図書館で検討したい。図書館では要点記録をいつでも見られるようにしておきたい。
会長:議事録は要点記録とし、正式に決定する前に委員のチェックを受けることとする。公開の方法は、次回までに事務局と相談し決めることとする。
今後の協議会の運営方法について協議する。「市民サービスの向上をはかるための図書館のあり方について」という諮問を受け、また必要に応じて建議することになっている。もうひとつは日常的な図書館サービスについての意見をどう反映するかということ。子ども読書活動推進計画の策定もある。その他、学習や視察も必要になるかもしれない。諮問を受けて今後どのように進めていくか。
委員:利用者懇談会が各館で行われたが参加者が少ない。どんなことが話されたか。
事務局:サービス面では、開館時間のこと、検索システムのこと。資料に関しては、新刊本を揃えてほしいこと、市内5館の文庫本・縮刷版・参考資料等の配架のことなど。児童サービスでは、学校との連携、子ども読書活動推進計画など。施設面では、改築移転の問題、空白エリアへの希望、勉強机、雑誌コーナーの椅子、ICチップのこれからの可能性など。主催事業では、読み聞かせの講座、各図書館での文学講座の希望などのご意見をいただいた。利用者懇談会は出席者が少ないので、工夫が必要であると考えている。
委員:利用者の声を参考にしながら進めていってほしい。
委員:障害者の人たちはどのくらい利用しているのか。障害者のための資料が十分かどうか。最新医療情報ならば医者から入手する。どう病気を克服したかという患者の経験談は大切な情報である。障害者向けコーナーの利用率、稼働率、コストパフォーマンスはどうなっているか。障害者センターに蔵書を揃えコーナーを設けるなど、図書館が支援することが必要なのではないか。検索システムはどうか。
事務局:インターネットで蔵書検索ができる。
会長:日野市には障害者自身が職員でいる。
委員:レファレンスのことを知らない人が多い。「行く場所に本がある」と良い。国分寺の歴史や風土などの地域の情報の充実が必要である。学校の図書館との関連をもっと進めてほしい。
委員:泉町など図書館から遠い地域を会場にして懇談会をしてほしい。おはなしグループのボランティアの窓口を図書館につくってもらいたい。図書館が市民と一緒に活動してほしい。子ども読書活動推進計画も地域の人と一緒に考えてほしい。児童図書のおすすめ本の選書も市民と一緒に考える会を設定してもらえるといい。東村山市では、ホームページに「○○というテーマで選書会をします」というお知らせがあり、市民と一緒に行っている。
事務局:子ども読書活動推進計画については、地域の方と一緒に考えて策定していきたいと考えている。泉町の空白地域についても工夫が必要であると考えている。ボランティアについては、選書だけでなく人手がほしいというのが現状である。
委員:日野市では、図書館のこれからのサービスについて冊子を出していた。これからの図書館の発展にはボランティアとの協力は欠かせない。利用者懇談会の意見も踏まえ、レファレンスや子どもの読書をどうするかなど何点かにテーマを絞って話し合っていくのが良いのではないかと考える。
委員:大学図書館の市民開放は土日を開館しなくてはならないため人件費がかかる。自分のところの学生に本当にサービスをしているのかということも考えさせられる。現在も市民に開放しており、図書館に利用カードを預けているが、目的をはっきり持って来館してほしい。今の学生は本を読まないのが悩みである。図書館ではオンラインで予約をかけられるのか。
事務局:貸出中の資料は予約をかけることができる。
委員:新聞のオンラインのデータベースは10万円ぐらいで導入でき、縮刷版のスペースもいらなくなる。新刊書は予算的には難しいが入荷スピードは速くなっている。
委員:図書館に期待することは本を置いていてほしいということ。本屋で買えないような古い本を図書館に置いてほしい。廃棄についても考えて行きたい。検索して、あるはずになっている本が結構ない。時間と手間をかけて整理した方がよい。選書は本当に公正で中立な選書をしているのか。古い本の書評を作っていくのもいい。レファレンスは重要だが自分はインターネットを使っているため利用していない。図書館にインターネットを導入するのがいいのか意見を伺いたい。今後の運営については、各委員からこの会議に向けて文書で意見を出してもいいというルールを作ってもらいたい。公開の対象にするかどうかの検討は必要。
会長:意見を協議会宛に出していくということでいいか。
委員:団塊の世代が家にずっといるようになって、通勤で本屋に寄ることがなくなると、気楽に読みたい本があることが図書館に足を向けさせるのではないかと思う。価値観が人によって違うので予算、経営、施設の問題などピントを合わせていければ、いろいろ意見が出てくると思う。
会長:短い会議時間なので、全部意見を出していくのはたいへんである。書いて提出していただくことをしてみてはと思うが。
事務局:事務局としても議論に参加させていただく場面があると思う。事前に意見をいただけるものは送っていただきたい。話し合いの整理ができる。
委員:施設の件でいえば、障害者のことでは市役所そのものが利用しにくい。泉ホールが使えない。図書館は車椅子で自由に行き来できるのか。トイレはどうなのか。
事務局:本多は公民館共有のトイレで、車椅子で入れるトイレが公民館にある。他館は全館とも図書館にある。老朽化しているので段差があるところもあるが、バリアフリーの施設にすることが必要である。立て替え計画は今のところない。
会長:次の議題は事務局の報告。
事務局:平成18年度図書館活動の報告。本多図書館夜間開館は、夏休みに利用が定着したが、冬場に寒くなるとどうなるか様子を見ている。懇談会、協議会、登録更新、学校と市立図書館連絡協議会等、以下紙面を以て説明。
委員:夜間開館の利用状況はどんなようすか。
事務局:5時頃は館内に50人ぐらいの利用者がいる。7時までは多いが7時を過ぎると少なくなる。8時の閉館時には館内に10人ぐらいの利用者である。
会長:「図書館だより」の発行形態は。
事務局:以前は独立したA4版4ページぐらいのものを全戸配布で発行していたが、今は市報に折り込みとなっている。
会長:手刷の「図書館だより」のようなものは作っているのか。
事務局:子どもの本の紹介の冊子はカウンターに置いてあるが、「図書館だより」は作成していない。
委員:「図書館だより」が別刷だったのが折り込みになって情報量は変わったか。
事務局:以前は年3回発行だったのが2回になった。折り込みになったことでビジュアルなものになった。
委員:登録更新の方法は。
事務局:平成15年10月以前に登録した人を対象に、住所の確認できる証明書を見せていただき更新手続きをお願いした。登録時からだいぶ期間がたったので、確認の意味も含め行った。
会長:他市などでは図書館の事業要覧みたいな冊子を出しているが、国分寺ではあるか。
事務局:市役所の各課と一緒に「事務報告書」に載せている。前回お配りした「国分寺市立図書館利用状況平成17年度」と同じ内容である。
副会長:学校へ市民のグループがおはなしの出前を行っていることを、図書館の方で把握して報告してもらいたい。
事務局:現在は把握できていない。調査する。
委員:把握していくことで連携が始まるのではないだろうか。おはなしの出前ひとつとっても地域ごとの格差がある。この統計で数えると図書館の事業が17クラス、「でんでんだいこ」は40数クラスやっている。
事務局:平成18年度予算及び19年度予算案の説明。
会長:予算のポイントは。
事務局:図書費が平成14年度から毎年6%ぐらいずつ下がっている。修繕費については建物の老朽化が激しく、本多図書館に一括して予算化し、やりくりできるように変更した。図書費は平成18年度3100万円から平成19年度は2900万円まで、約200万円下がることになる。部ごとの枠配当予算になり、市全体が3.3%の減、3年で10%の減になる。
副会長:もとまち図書館と並木図書館は、今年度と来年度の減額の差が多い。恋ヶ窪図書館は利用増のため増額になるのか。
事務局:図書館全体で調整した予算案である。
事務局:地区別利用登録者数の説明。
委員:登録率はこれくらいのものなのか。図書館としてはこれ以上を目指すのか。
事務局:利用が少しでも上に向くように努めていかなければと考えている。
委員:図書館を利用している人数が他に比べてどうなのだろうか。泉町や西元町の人は恋ヶ窪図書館やもとまち図書館に行っているようだが、図書館に近い地域の人が図書館を利用する率の方が高いのか。
事務局:図書館に近い地域に住んでいる人の利用率が高い。
委員:内藤地域が一番低い。人口も少ないかもしれないが、図書館からも遠いし、小学校からも遠い。
委員:内藤地域の人は国立市の図書館を利用している。内藤地域センターにも本が置いてある。
会長:10月31日現在の登録者数をみると、実質的な登録率は3割ということになり、多摩地域では平均的な登録率になる。人口に対し2万人に1館、5館あるので密度の高いレベルで図書館があるといえる。課題もあり、期待に十分応えられていないようだが、これから検討していかなくてはならないと考える。
委員:登録率はその図書館で登録した人数で、利用実体とは違う。
委員:図書館の館内にいる人の数字の把握はできているか。
事務局:本多図書館は多い時は100人を超え、カウンターに列ができる。他館は20〜30人ぐらいである。レファレンスについては件数、内容の調査をしている。
副会長:子ども読書活動推進計画の策定については、運営協議会では何かするのか。
事務局:計画については図書館を中心に市役所各課と連携し、市民に意見を伺いながら策定することになる。職員内部で調査研究し、たたき台を作り、子どもに関連する部署と連携しプロジェクトを作る。市民レベルでは、パブリックコメントでご意見を頂くことになる。その後教育委員会にはかる。
副会長・委員:市民の声を聞くシステムはどうなるのか。
事務局:ワークショップ形式をとると時間がかかる。たたき台を作って市民に、また運営協議会に諮るようにしていきたい。
副会長:利用者懇談会は次回もやる予定か。
事務局:今回は図書館としても検討し、夜間や日曜日に開催した。普段の要望はカウンターで伺っている。細かい改善は日々行っているので、場所や時間の問題だけでなく、不満はあまりないのかもしれない。また検討してみる。
副会長:参加人数は少ないが、これだけ出る意見を積み重ねていくことは貴重だ。本多図書館で6時から開催したが、勤労者はこの時間には出られない。夜間のことで配慮したのならもう少し遅い時間から(7時)とか。
事務局:市では6時から行うケースが多いので。職員体制もあったので対策を考える。
委員:委員宛の運営協議会の通知は市報にお知らせが載ってからだいぶ後に来た。早くできないか。
会長:次回は2月15日(木)、19日(月)、22日(木)で場所の調整をする。
事務局:今日配布した要点記録について、訂正があればお知らせください。
副会長:次回の審議予定についての意見が前もっていただければ、能率的でよい。事務局に出せばよいのか。
事務局:事務局から郵送して、返送してもらうなどの方法を検討する。


国分寺市図書館運営協議会平成18年度第1回定例会要点記録

日 時:平成18年8月18日(金)午前10時から12時
場 所:国分寺市役所 第4庁舎 会議室第2

1.委嘱状伝達式
2.教育長あいさつ
3.出席者自己紹介
4.会長副会長選出
  会 長=山口 源治郎氏
  副会長=松田 節子氏
5.教育委員会の諮問
  「市民サービスの向上を図るための図書館のあり方について」
6.協議
事務局説明 
@国分寺市図書館運営協議会設立経過(資料…国分寺市立図書館条例 他)
A国分寺市立図書館の状況(資料…国分寺市立図書館のあゆみ 他)
B図書館利用者懇談会報告 (資料…図書館利用者懇談会のまとめ)

質疑@国分寺市図書館運営協議会について
会長:図書館は大きな節目にある。大きな見通しをふまえながら、市民サービスを向上させる観点からどういう仕事ができるかということも含めた議論を存分にしてほしい。国分寺市は多摩の中でも日野・東村山とは違う独自の図書館をつくってきた。社会教育の面でも盛んなところで、市民活動が根付いている町であるというのも特徴のひとつである。5つの地域館、図書館は何をするところか、市民の目線に立った図書館のあり方を議論していきたい。
副会長:市民の目線で、市民サービスの向上と言われたが、5館が分館規模ではなくそれぞれでまとまていて、10数年、職員がすごくがんばっていると思う。職員が生き生きと働ける図書館は、市民にとっても使いやすい図書館になると思う。
会長:図書館運営協議会は図書館法上の運営協議会とは違うことの説明を。
事務局:国分寺市の方針として特徴的なのは、公募市民が5名ということ、運営協議会が教育委員会から諮問を受け、教育委員会に建議するというところである。
会長:「建議」は法律上非常に責任が重い。図書館法では、意見を述べるとなっているが、重い意味を持っていると考えてよいか。
事務局:当初は「建議」という言葉は入っていなかったが、議会からの要望もあり入った経過があるようです。図書館法では館長の諮問となっているが、国分寺市は教育委員会の諮問・建議、双方向とうシステムである。
質疑A国分寺市の図書館について
委員:統計を見ると、受け入れと同じくらいの冊数を除籍している。
事務局:書架スペースの限界があり、書庫も少ない状況の中、新刊を購入し利用の少なくなった古い本を除籍していく状況である。
委員:それぞれの館の職員の人数は。
事務局:職員27名・嘱託職員8名・臨時職員30名(1日11名)
委員:利用状況を見ると貸出冊数は非常に活発だと思った。利用登録者数はどうなっているか。
事務局:昨年の6月から今年5月にかけ登録更新を行っており、住所の確認を行った。のべ登録者数は9万人、登録更新後5万人くらい除籍することになる。更新済みの約3万人のうち1万5千人くらいが1年間で利用した数になる。
会長:市民の30%くらいと考えればよいか。
事務局:そうなります。
委員:国立・府中の利用状況は、国分寺市民がどのくらい利用し、国分寺市の本はどのくらい国立・府中に貸出されているか、提携している意味は。
事務局:国分寺市民が国立市の図書館を利用する方が多く約4万冊、国立市民が国分寺の本を借りるのは約7千冊である。相互利用の基本では理念にかなっているが、市によって偏りがあり今後も国立市と協議していく。府中市民の場合は逆転していて、国分寺市の図書館の利用が多い。図書の貸出しだけでなくリクエストもあり、あまり偏りがあって一市が負担になり過ぎることのないようにしていきたい。
会長:国分寺市は近隣の小金井・小平と相互利用を行っていないが。
事務局:相互利用は理想ではあるが、国分寺市内でも図書館の空白地域がある。地域割りで言うと小金井市民・小平市民も国分寺市を利用したいという要望はある。ゴミ・スポーツ施設の相互利用も考えると、図書館だけの問題ではない。たまたま小さい2市くらいでやっているとバランスの悪さが目立つ。将来的には26市全体が相互利用すればバランスがとれる。負担と理想のどこでバランスをとるか、他の面との協力関係も含め協議していく。
会長:このところ都立図書館と市町村との関係がよくない。都立は市町村との協力関係を高めていく必要があるのではないか。
事務局:図書館行政に東京都がもっと目を向けてくれるような見方をしてくれないと、このような流れは止められない。
委員:5館構想の頃と変わり、泉町地区に人口が爆発的に増え、四小も満杯である。5館構想の時には考えられなかった状況・地域の変化がある。泉町地域には図書館がないが、恋ヶ窪・もとまちへ行くには遠い。恋ヶ窪・もとまちに来る四小の子どもの数を知りたい。恋ヶ窪は九小の中にあり一小はもとまちの近くにあるので子どもが行きやすいが、四小区域の泉町1・2・3丁目は図書館がなくて困っている。泉町に図書館が必要というのをもやもやと言っているだけでなく、実際にこのくらい足りないというのがわかるデータがほしい。
事務局:システムの中での統計を出すことができると思うが、地域別のその図書館の利用状況の数になる。
会長:利用者構造は変わっている。30年前の5館構想の頃とは変化している。来年から団塊の世代が定年になるとまた利用層が変わってくる。子どもの問題もそうだが、どう対応するかが問題となってくる。どう変化しているか正確に知る必要がある。
委員:地域の60・65歳以上の高齢者が遠い図書館に杖をついて行くのは大変である。
質疑B国分寺市図書館利用者懇談会について
委員:5館とも出席人数が少ない。日を決めて時間を決めて行っているし、PRのしかたもあると思う。もう少しみんなを集める努力をしてほしい。
事務局:市報には載せたが、もう少しきちんと準備し、みんなが来られる時間に、勤め帰りの方も意見を言える時間を工夫したい。
副会長:各館の日時を各館の利用者の目につくようにPRすればよかった。自分にとって図書館は身近だが、市民全体から見ると人によっては身近ではない。
質疑Cその他
副会長:病院や障害者施設に本棚はあるが本がない。廃棄本を個人が持って行くのではなく、どこかの本棚に入ればもっと使われると思う。
委員:光プラザにある女性センターや障害者センターは図書館の管轄からははずれるのか。
事務局:それぞれ政策的なその課の目的を達成するための本を置いてある。図書館とは別で、予算も別である。将来的には、連携も考える必要がある。
委員:障害者サービスが声の図書・点字図書でとどまっているが、将来的にはどのようになるのか。
事務局:業務に関する職員の検討会を立ち上げた。先ほどの廃棄本の件も病院の中の本棚についても調査・研究し、できるものはやっていきたい。
委員:学校の図書館との連携はどうなっているのか。学校は学校、図書館は図書館というようで一緒にやっていこうとしていないようだ。
事務局:「子ども読書活動推進計画」を早急に策定しなければならないということで、学校との連携も大事なことなので、すでに5月1日に学校の図書館の司書の方との連絡協議会を行い、学校への団体貸出のことなど意見交換をした。学校も大変な状況で、司書が掛け持ちで何校かに行っているという状況の中で一堂に会して行った。学校の図書館の事情もわかるし、学校に大いに利用してもらいたい。それなりに費用はかかるが、費用対効果の問題を考えるのも大切だが、どのような仕組みがよいのかなど考えていこうということで、意見をいっぱい出していただきたい。委員:団体貸出は母親が連れてくるのか。地域の図書館のあり方と子どもの育ちという意味で気になる  。防犯上のことやシステム的なことがあるかと思うが、選ぶ人が昔は先生が子どもを連れてきて1人3冊選ぶなどほほえましい光景があったが、だんだん減った。
事務局:学校と図書館との関係と言うことでは、ある学校から選書の仕方を教えてほしいとか、PTAから図書館に学校で買った本のブッカーのかけ方を教えてほしいという要望があり、職員がその点を教えた。意見交換しながらやっていきたい。
会長:今後の進め方については。今日いただいた諮問について、教育委員会ではどのくらいの期間で答申を出してほしいとかあるのか。
事務局:2年間かけて協議していただきたい。大きなテーマの諮問になっているので、分類しながら個々のテーマで進めていくことになるのではないかと考える。今年度は予算的にあと2回になる。予算については来年度に増額する等考えていきたい。図書館システムの変更なども含め考えてほしい。
会長:必要に応じ、建議することを含めて考えるということでいいか。次回はいつか。
事務局:利用者懇談会の開催もふまえ、内部での報告を行い、少なくとも秋の終わりか11月頃に次回を開催したい。
会長:今日のところは、いろいろ意見を出し合ったということで終わりにする。